短編2
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代行の男

これは、実際に私が体験した話です。

つい先月、2014年5月中旬くらいのこと。

私は関東の田舎の方で、今もですが飲み屋のねーちゃんをやってます。

彼氏も私が働いてる店の近くのBARで働いてるんですが、そのBARにその時は飲みに行っていたんです。

早朝3時か4時くらいになって、お店には私と彼氏しかいませんでした。

彼氏から、近くのコンビニにタバコを買いに行ってきてと、おつかいを頼まれたので、私は歩いて2分ほどのコンビニへ向かうことになったんです。

コンビニの横にはその時間帯なので、いつものごとくお客さん待ちの代行が休憩がてら車を停めていました。

車は私に向かうようにして停車しており、運転席には気だるそうにタバコをふかすおっさん。

そして助手席にも誰か乗っていました。が、その助手席の人の様子が何か変なんです。

歩いて近づくうちに、その原因がわかりました。

シートに向かって、後向きに助手席に座ってるんです。

正座の状態だから自然と座高は高くなる、違和感はそのせいでした。

私はその車の横、助手席側を通ってコンビニに行ったので、正座の人の後ろ姿だけ見たんですが、坊主で黒いスーツ……今思えば喪服のような服装でした。

横を通るとき、何故か顔を見てはいけないと思い、振り返らずにコンビニに行ったんですが、コンビニから帰ってくるとその車の助手席は空でした。

運転席のおっさんはさっきと同じようにタバコ吸うだけ。

帰ってBARの彼にこのことを話すと、霊なんじゃないかと言われました。

だってその代行が停まっていた場所、コンビニと病院の間なんだもん、と。

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怖いな!絶対見たくねー(。>д<)

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