何者でも無き者(カタルシス)

中編3
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何者でも無き者(カタルシス)

おさらい

·庭に埋めた化け物 ·謎の死体

·物理攻撃 ·入口の無い檻

·音と声だけの何か ·子供の霊 ·洞窟 

             おさらいおわり

※※※ 

あの事件から早10日。

庭に埋めた化け物の事を思い出した。

「···よし、掘り起こそう。」

私は、あの化け物を掘り起こした。

「消えてない。こう言うのって普通は消えてるだろ。」

奴は骨になっていたが、消えてはいなかった。

そして、私はその化け物の骨に違和感を覚えた。

「小さい。こんなに小さかったか?俺よりデカかったろ。

それに、頭蓋骨に穴が開いてない。俺はこいつの頭に弾を当てたはずだ。」

あ、分かった。

「なんだ、単純な事だったじゃないか」

·········

俺は奴を持って帰って無かったんだ。持って帰って来たのは二体目だ。

あの時、私は確かに化け物を倒した。ただ、倒しただけだった。

私が持って帰ったのはあの化け物の近くに居た二体目だった。

哺乳類というは、産まれた子供を守る動物だ。

つまり、二体目は何等かの理由で弱って居いた。

それを、親の一体目が守っていた。そこに私が現れて、

親を倒した。そして、私は精神的に弱っていた。

人間心理学的に人は楽な方を選ぶ。精神的に弱っていた私は、

無意識の内に親より小さい子供の方を倒した奴と認識し、持って帰った。

そして、帰りに聞こえた声、あれは子供の声だ。

幽霊じゃない。普通の子供の声だ。

子供と言うのは、好奇心旺盛だ。洞窟があれば入りたくなるのも分かる。

そして、あの子が入っている時にパラレルワールドと繋がったんだろう。

まあ、子供だ。気付いたら訳が分からない世界に来てる。

怖くてあの洞窟の近くから離れ無かったんだろう。

そして、私が洞窟から出るのを見ていてあんな事を言ったんだ。

そして、あの化け物が起きたら子供が居なくなってる。

化け物は「子供は何処だ!」と思う。

そして、見つけたあの子を犯人だと思い、コ○す。

そして、二度目に来たとき、あの子は幽霊になっていた。

そして、私を見つけ子供みたく一緒に遊ぼうなんて思う訳だ。

そして、子供に注目してる私は後ろの化け物に気付かず、

化け物に殴られる。

豚は頭が良い。簡単な機械(ラジコン等)は簡単に扱える。

多分、あの化け物もそうだろう。

私を死なない程度に殴り、あの檻の中に入れ(被せ)た。

そして、私が脱走したのに分かってこっちに来た。

だが私が銃を持っているのに気付いた。そして、化け物はビビって

動くのを止めた。そこに私がスコップなんて投げたから化け物は逃げた。

そこに、あの子供登場。あの子は私に近付こうとする。

だがお札があって近付けない。それなのに私は、そのお札をその子に付ける。

子供は成仏。

洞窟が光ってたのは、まあ、この世界には無い何かが有るんだろう。

全ての元凶は私だ。私が悪いんだ。

「なんだ、俺が彼処に行かなきゃこんな事にならなかったじゃないか。」

言葉で言ってどうにもならないのは知っている。

でも言霊でも何でも良いから、何かに許して欲しかった。

        

             ~END~

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ガラさん、コメントありがとうございます。
あ、そこですか。

神判時さんコメントありがとうございます。
いえいえ、此方こそですよ。

カタルシスってどういう意味かと思いましたがそう言う意味だったんですね。

Noinさん“怖い”とコメントありがとうございます。すぐにお読みいただき嬉しく思います。