短編1
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姉妹

ある姉妹がいました。

二人は何時も一緒でした。

そんな、ある日。妹が居なくなりました。

姉は泣いた。「何時も二人だったのに」と泣いた。

その日、姉は持っていた絵本を破りました。

その絵本の内容が姉妹の物語だったから。

その絵本の中の姉妹は幸せそうだったから。

そしてある日、その少女は部屋から出ました。

少女は初めて部屋の外に出ました。

妹を見つけられると思い、外に出た。

だが、外には何も無かった。

それでも、少女は外の世界を旅した。

少女が大人になった頃、あの部屋の事を思い出した。

彼女はあの部屋を探した。

そして見つけた。

その部屋には、割れた鏡があった。

そして、彼女は気付いた。

「最初から私は一人だったんだ。」

彼女は笑った。涙は不思議と出なかった。

彼女は破れた絵本を探し見つけたのだが、

絵本は破れていなかった。

絵本の最後のシーンは、

二人の少女が死んで終わりだった。

            ~QED~

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ゲス姉さん、怖いありがとうございます。

鎮魂歌さん、コメントありがとうございます。
なんか、哲学的になっちゃってますよね、この話(^^;)

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