兄が増え、友人が呪われた。

長編24
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兄が増え、友人が呪われた。

此れは僕が高校一年生の時の話だ。

季節は春先。

※前回の《神様》より時間が1週間程巻き戻ります。《三人肝試し》の翌日の話。

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・・・・・・・・・。

「コンソメ、俺、呪われたっぽい。」

「マジか。」

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・・・・・・・・・。

烏瓜さんからの電話が終わり、僕が薄塩の部屋に戻ると、床に寝転んでいた薄塩が何気無くそう言った。

そして、小さな溜め息を一つ。

僕はありきたりな返事をしながらも、薄塩が次の言葉を発するのを待った。

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

薄塩が手を伸ばし、床に置かれていたペットボトルのお茶を取ろうとする・・・・・・が、手が届かない。

今、背伸びをしながら起き上がった。

ペットボトルのお茶を取り、一口飲む。

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

ごろり。

薄塩がまた寝転び、今度は大きな欠伸を一つ。

腕を伸ばしてクッションを取ろうとするが・・・・・・やはり届かない。

だが、今度は起き上がらない。

どうやら起き上がってクッションを取るのも億劫な様だ。

近くに置き直していたお茶をまた一口飲み、薄塩が此方を向いた。

「コンソメー、其所の丸いの(クッション)取ってー。」

僕はクッションを取り、薄塩の顔面に投げ付けた。

「えい。」

「おー。ありがとなー。」

クッションなので当然ダメージは無い。

薄塩は其のクッションを枕代わりに頭に敷き、また大きな欠伸をすると、目を閉じてトロトロと微睡み始めーーーー

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「おい待て。」

「ん・・・?」

声を掛けると、薄塩は眠たそうに目を開いた。

「何だよ。」

「《何だよ》じゃない。話の続きは?」

「え?」

不思議そうに薄塩が聞き返す。

「続きって?」

僕は、半分呆れながら言った。

「だから、呪われたんだろ?」

「そうみたいだな。てか眠いんだけど。」

「寝る前に、色々と言い忘れてないか?」

「え?いや、別に・・・・・・ああ。」

合点が行ったと言う風に瞬きをして、薄塩は言った。

「おやすみなさい。」

「違う。」

薄塩の足を踏む。

「痛いんだけど。」

「相談してたんじゃないのか?」

「相談?」

「呪いについての。」

「・・・・・・ああ。そうだったな。すまん。」

ボリボリと頭を掻きながら、薄塩が起き上がる。

「ちょっと聞きたい事が有るんだけど。」

僕は薄塩の前に座り直した。

「で、何だよ聞きたい事って。」

薄塩は眠たげな声で答えた。

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「ホワイトデーのお返しって、何贈ればいいんだ?」

「は?」

訳が分からないよ。

思わず目が点になる・・・様な気がした。

薄塩はもう一度繰り返す。

「だから、ホワイトデー。何を贈る?」

「え?話が分からない。」

「だからさー」

「ホワイトデーに何を贈るか?」

「そうそう。それそれ。」

「意味分からん。」

僕がそう言い放つと、薄塩は大袈裟に溜め息を吐いた。

「しゃーねーなー。説明してや・・・・・・zzz」

「寝るな。」

頭を一発叩かれ、薄塩はノロノロと話を始めた。

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・・・・・・・・・。

えーと、この間、バレンタインあったろ?

ほら、二月十四日。

チョコ貰ったんだよ。俺。

・・・・・・誰に?

誰に・・・。えーと・・・。

分からない。知らない人。長い髪の人だった。顔は・・・・・・緊張してたから、覚えてない。

あ、でもうちの高校の制服着てた。

・・・・・・・・・学年?

学年・・・・・・・・・。

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・・・・・・・・・。

薄塩が顔をしかめた。

「俺、クラスメイトの名前すら把握してないからな・・・・・・。分からない。」

「あー・・・そうだったなー・・・・・・。」

僕も他人の事を言える程では無いのだが、薄塩は極端に人と、人の名前を覚えない。

僕だって、未だに下の名前を把握されてないのだ。

ピザポに至っては、普段から全く名前と関係の無い渾名で呼ばれているので、名前を上下共に覚えられていない。

「正直な所、チョコを貰った理由も分からない。一度も話した事無い相手だったと思うし。」

そう言って、不思議そうに首を捻る。

「一目惚れ?に、しても、多分あの人、先輩だと思うし・・・。先ず、会った事が無いと思うんだよなぁ。」

むぅ、と小さく唸りを上げ、薄塩が黙り込んだ。

聞いていた僕は、益々意味が分からなくなって困惑した。

「お前も寝惚けると大概面倒だな。と言うか、其れの何処が呪いだ。単に女子からチョコ貰っただけだろ。寧ろ光栄に思え。」

此れでは只の自慢ではないか。

僕の口調も荒くなると言う物だ。

薄塩は未だボンヤリとした目で僕を見ている。

其の内、視線を下に落とした。

「・・・だって、呪いだと思った。」

「何でだよ。」

「・・・・・・チョコに、爪とか、髪の毛、入ってた。」

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・・・・・・・・・。

「呪いじゃないですかー!やだーー!!」

思わず僕が叫ぶと、薄塩は五月蝿そうに顔をしかめた。

「のり姉には相談したのか?!身体に異常は?!大丈夫か?!」

ユサユサと肩を揺さぶると、一層眉に皺が寄る。

「相談した。」

「で、どうしろって?」

「其の子と付き合う気が有るのかって。」

「え?」

「無いって答えたら、だったら振ればいいって。」

「・・・呪いの対処は?」

「教えられなかった。」

「えー・・・・・・。」

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・・・・・・・・・。

※此処からの会話、基本的に笑いながら喋っています。ガチな感じではありません。そしてやはり台詞祭り。

僕が何だか釈然とせずに居ると、薄塩が一言、呟く様に言った。

「何か、俺等って本当に女運無いな。」

染々とした言い方に、思わず吹き出す。

「本当に其れな。出会う女の人は軒並み変人か人外だもんな。」

「しかも俺等が会うのって、基本精神がアウトな人じゃん。」

「ピザポは普通にモテてるけどな。」

「えー。マジかーー。」

「クラスの女子からチョコ貰ってた。」

「お前もクラスの女子から貰ってだろー。」

「いやいや、僕のはほら、《本命のピザポ君と、其の近くに居る紺野にも一応》か、《ホワイトデーに三倍返しよろしく!》の奴だけだから。惨めだぞ~。引き立て役。」

「うっせー。貰えてるだけ幸せに思えや。俺何て爪入りチョコと姉貴からの二個だけだボケ!!」

「いや知るか!隣にずっと運動神経とか身長とか性格とか全部上の奴が居るんだぞ!敗北感で死にそうだよ此方は!!」

「いっそ来世に期待して出直して来いや!」

「酷いなお前は!!」

「今世は諦めろ!!」

「嫌だよ!今世でどうにかしたい!!」

「コンソメはピザポには勝てんだろうなぁ。」

「くそぅ。ピザポめー。」

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・・・・・・・・・。

ゴンッッ

部屋の外から、何かを落とした様な音がした。

「・・・?」

立ち上がり、ドアを開けてみる。

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床に転がったジュースと菓子類。其れを包んでいたのだろうビニール袋。

そして、顔を真っ青・・・と言うか、真っ白にして呆然と立っているピザポ。

「お帰り。どうし・・・え、ちょ、ピザポ?!」

僕が話し掛けようとすると、ピザポはいきなり階段を猛スピードで駆け下りて行った。

「ピザポ?!・・・・・・痛っっ!!」

追い掛けようとして、捻挫している方の足にまともに体重を掛けてしまった。

此れでは到底走れない。

已む無く階段の手摺に体重を掛け、一気に滑り下りる。

「うわわわわわわわわわわ。」

どうにかして一階に辿り着く。

僕はホッと溜め息を吐き、ピザポを探し始めた。

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・・・・・・・・・。

ピザポは案外近くに居た。

階段の下の収納スペースに座り込んでいる。

「・・・・・・ピザポ?」

僕はそっと声を掛けた。

ピザポが半分程顔を上げる。

「・・・・・・・・・コンちゃん。」

ピザポの頬に、涙が伝っているのが見えた。が、直ぐに頭を膝の間に引っ込めてしまった。

「え?どうしたどうした?!何かあったのか?怪我とか・・・じゃないみたいだな。僕、何か、嫌な事したか?だったらごめん。だから、取り敢えず理由を話して欲しい。」

駆け寄り、膝の間から顔を出さないピザポに呼び掛ける。

僕は酷く混乱していたが、ピザポの顔色が元に戻っている事を発見して、少しだけ落ち着いた。どうやら、少なくとも体の調子が悪い訳では無いらしい。

「・・・・・・ピザポ?」

「ごめん。」

「え?」

ピザポの声は、半分泣いていた。

「ごめん。放っといて。何でも無いから。」

頭は膝の間に引っ込めたままだ。

絶対に何でも無くない。

「何で。さっき、顔が真っ白になってた。何でも無いとか有り得ないだろ。」

ピザポが手で両耳を塞いた。

「知らない。」

半ば呆れながら溜め息を吐く。

「知らないってお前・・・・・・。そんなの僕だって知ら」

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「あーーもう!!うるさい!!!だったら薄塩の所に戻ればいいだろ!!!!」

いきなりピザポが大声を上げた。

いきなりだったので驚き、反射的に防御のポーズを取る。

縮こまり、腕を交差させて体を低くする体勢だ。

其れは計らずも、《ピザポに殴られそうになったから、咄嗟身を守ったのだ》と言う風に見える様になってしまった。

慌てて顔を上げる。

ピザポの顔が、また真っ白になっていた。

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・・・・・・・・・。

「え、あ、そんな積もりじゃ・・・・・・。」

慌てて取り繕う。

表情を動かさないまま、ピザポが静かに僕の名前を呼んだ。

「コンちゃん。」

「・・・・・・・・・ハイ。」

あ、今何で敬語になったんだ僕。馬鹿か。ピザポの事を怖がってるみたいだろ。こんなんじゃピザポが・・・。

「俺に、殴られると思ったの?」

ほら勘違いした。顔真っ白なままだし。

早く弁明しなくては。

「いや違う違う。そう言うのじゃなくて。」

「・・・・・・ごめん。」

ピザポが、今にも泣き出しそうな声で言った。

必死に言い繕う。

「いやいやいや。謝らないでいいって!少し声出された位で怖がった僕も大分悪いから!かなり痛い奴だったから!ごめん!」

「やっぱり怖がらせたんだ・・・。ごめん。」

ピザポの声が更に泣きそうになった。

「違う違う違う!今のは、ほら、言葉の綾だから!怖くなんてなかったから!」

「・・・・・・でも。」

「大体さ!ピザポが僕に暴力とか!有り得ないだろ?!」

「昨日、沢山怪我させたけど。」

「あれはノーカウントで!」

僕がブンブンと腕を振り回しながら言うと、遂にピザポの声に嗚咽が混ざり始めた。

「・・・ごめん。俺の所為なのに、何で俺、コンちゃんに気、遣わせてるんだろうね。ごめんね。」

「気とか遣ってないし!」

「だってコンちゃんさっき・・・!!」

ピザポがいきなり口を押さえた。

「ピザポ?!」

そして、口を押さえたままヨロヨロと立ち上がり、トイレへと向かう。

・・・どうやら吐き気を催したらしい。

「大丈夫・・・じゃ、なさそうだな。」

僕はトイレのドアを開けながら、呆然とピザポを見ていた。

こいつは、一体何を言おうとしていたのだろう。

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・・・・・・・・・。

トイレから出ると、ピザポの顔色は元に戻っていた。

「・・・コンちゃん、待ってたの?」

「・・・・・・ああ。」

「別に先に二階に行ってて良かったのに。」

そう言いながら洗面所に移動して、徐に歯を磨き始める。

「気持ち悪いのか?」

僕が聞くと、ピザポは小さく頷きながら言った。

「それもそうだけど。吐いたら後は歯、磨かないと虫歯になるから。」

「・・・そうなんだ。」

「うん。吐いたら磨くのは鉄則。」

一頻り歯を磨くと、今度は口を丁寧に濯ぐ。

「・・・・・・うん。こんなもんかな。」

ピザポが口を濯ぎ終えて此方を向いた。

頬を掻きながら、何処か照れ臭そうに笑う。

「ごめん。ちょっと混乱してた。引いた?」

ピザポは、丸っきり何時ものピザポに戻っていた。

僕は軽く首を振りながら言った。

「引いてない。」

「ごめんね。いきなり脅かして。」

「別に。」

「そっか。」

「うん。・・・なぁ。」

「何?」

「さっき、どうしたんだ?」

恐る恐る聞いてみる。

ピザポは一瞬泣きそうな顔になると、直ぐにまた照れ臭そうな笑顔に戻った。

「ちょっとした勘違い。」

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・・・・・・・・・。

「・・・と、言う事がありまして。」

「へぇ。野葡萄君も色々と大変だね。」

僕がそう話すと、何処か感心した様な声が前から聞こえて来た。

声の主は烏瓜さん。

今、僕は此の人に依頼されたアルバイトーーーー詳しくは同シリーズの《カミ様》を読んで頂きたいーーーを終え、烏瓜さんの家に向かっている所だ。序でに言うならば絶賛目隠し中である。視界は真っ暗だ。

「しかも此の話、まだ続きが有るんです。」

「続き?」

僕は頷きながら言った。

「ええ。と言うか、此の一週間での話なのですが・・・。」

言い掛けると、ガタンと車体が揺れた。どうやら車が止まった様だ。

「着いてしまったね。続きは中で聞こう。」

烏瓜さんの声がそう言って、ドアが開く音がした。

暫くして、僕が乗っている座席に近いドアが開く。

「はい、頭出して。」

頭の後ろで目隠しが外され、目の前に広がる竹林が目に入った。

「いらっしゃい・・・いや、弟なのだから《お帰り》が正しいのかな。」

振り返ると、仄かなオレンジの明かりが家から漏れている。

僕はゆっくりと息を吸って

「ただいま。」

と呟いた。

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・・・・・・・・・。

玄関の引き戸を開けると、玄関先でもちたろうが倒れていた。

「あー、寝ちゃったかー。」

烏瓜さんがツンツンと突いてみたが、モソモソと身動ぎするだけで起きる気配は無い。

「駄目だ。完全に野生を忘れてる。」

軽く溜め息を吐いて、もちたろうを抱き上げる。

流石に此れにはもちたろうも目を覚ました様で、腕の中でまたモソモソと動いた。

「ごめん、取り敢えず私の部屋に行っててくれたまえ。本とか自由に読んでていいからね。」

烏瓜さんはそう言って、寝床が有るらしき部屋にもちたろうを運んで行った。

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・・・・・・・・・。

部屋の隅で体育館座りをしていると、急に眠たくなってきた。

柱に掛けられている時計を見ると、もう午前三時を過ぎている。眠くもなる筈だ。

烏瓜さんはまだ帰って来ない。

眠い。

でも取り敢えず烏瓜さんが帰って来るまでは待っていなければ。

でも・・・・・・・・・。

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・・・・・・・・・。

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・・・・・・・・・。

目を開けると、布団の中に寝かされていた。

「あー・・・。」

どうやら、烏瓜さんを待っている間に眠ってしまったらしい。

「・・・・・・暗い。」

どうやらまだ夜らしい。

ええと・・・携帯電話、携帯電話。

僕のリュックは何処だ。

と言うか、僕は今何処に居るんだ。

ノソノソと布団から這い出し、壁を探して手を伸ばしてみる。

四つん這いで移動しながら壁を探していると、何か、もにょりとした感触の物に触った。

「「・・・ん?」」

暗闇に聞こえた声は二つ。

僕と、烏瓜さんの物だった。

「烏瓜さん?」

「・・・・・・野葡萄君、だね?」

「あ、はい。ごめんなさい。」

慌てて手を退ける。

「起きたんだね。」

「ごめんなさい。起こすつもりは無かったんです。」

「いや、構わないよ。何方にせよ、今日は少しだけ早起きをしなければならなかったんだ。・・・・・・少しだけ待ってて。」

何かが起き上がる気配がして、音もせずに電気が点いた。

「さて・・・と。」

烏瓜さんはもう面を付けていて、眠たげに目を擦っていた。

・・・面の上から。

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・・・・・・・・・。

時刻は五時半だった。

二時間半の睡眠で此処まで回復するとは思わなかった。

シャワーを借りて体に付いていた土を落とし、服を着替える。

着替えを終えて部屋に行こうとすると、台所の方から

「あ、野葡萄君。少し早いけど、朝食を作るから手伝ってくれないかな。」

と声を掛けられた。

「はーい。」

僕は返事をして、台所へと向かった。

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・・・・・・・・・。

台所では、烏瓜さんがもちたろうに餌をやっていた。

「あ、野葡萄君。ご飯のおかず、卵と魚のどっちが良い?魚は少しだけ時間掛かっちゃうけど。」

「・・・・・・お構い無く。」

「答えなかった場合、両方になるけど。」

「・・・じゃあ、卵で。」

「分かった!両方だね?」

「・・・・・・えー。」

「食べなきゃ縮むよ?」

「・・・・・・・・・はい。」

何かを刻んでいる烏瓜さんの隣へ行く。

「あ、味噌汁、作れる?」

「はい。」

「煮干し出汁何だけど、大丈夫?」

「大丈夫です。・・・具、どうします?」

「大根と葱が有った筈だよ。」

「はい。」

野菜室から大根と葱を取り出すと、烏瓜さんが何かを此方に渡した。

「はい、此れ。」

渡されたのはエプロンだった。

黒字に大きなポケットが付いていて、其のポケットから兎が顔を出しているデザインだ。

見ると、烏瓜さんが付けているエプロンも、ポケットから兎の尻尾が見えている。

「二枚セットで売ってた奴の片方何だよ。まさか使う日が来るとは思わなかったな。」

烏瓜さんが呟く様に言った。

「どうせ、此れから使う人間も居ないだろうし、あげるよ。嫌なら捨てるなり何なりしたまえ。」

「ありがとうございます。・・・・・・何か怒ってます?」

僕が聞くと、烏瓜さんはフン、と鼻を鳴らした。

「何でも無いよ。」

・・・・・・どうしたんだろう。

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・・・・・・・・・。

朝食を食べながら、烏瓜さんが聞いて来た。

「昨日の話の続きを、覚えてるかい?」

「ええ。」

「話して貰えるかな。」

「はい。」

僕は頷いて、話を始めた。

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・・・・・・・・・。

「夢にも出て来る様になった。」

「え?」

「チョコくれた人が。」

月曜日の放課後、教室に来た薄塩が言った。

「詳しく。」

「俺が仰向けで寝てて、その上に乗ってる。」

「・・・其れは、どっちの感じだ?」

「どっちて?」

「呪い系?エロい系?」

「・・・・・・エロい奴。」

「うわ。」

僕が驚きの声を上げると、薄塩は大きく欠伸をした。

「あれ、生きてる人間かな。」

眠たげな目を擦りながら薄塩が言う。

僕は目を丸くした。

「え?違うのか?」

「今一分からないんだよな。なぁ、コンソメ。コンソメは、《生霊》って、信じてるか?」

「いや・・・・・・分からない。」

「だよな。俺も分からん。」

「・・・・・・・・・あ!」

思わず大きな声を上げてしまった。

薄塩が訝しげに此方を見る。

「何だよ。」

「顔。上に乗られたって事は、顔、見えただろ。」

「んー・・・だな。見た見た。」

「相手は此処の生徒だろう?特徴を掴む事が出来れば割り出せるんじゃないか?」

僕がそう言うと、薄塩は机に突っ伏して小さく頷いた。

「あー・・・・・・。だな。」

「反応が薄い。」

「うっわマジで?!コンソメすげー!!マジで天才だわ平伏すしかねーわー!!」

「反応がうざい。・・・・・・で、其の女子の特徴は?」

「俺の全力のリアクションを何と心得る。・・・黒髪ロング、泣き黒子、垂れ目。右頬に大きな傷が有った。こう・・・上から斜め下に一直線の奴。」

薄塩が、右頬の傷が有ったと言う位置を指でなぞった。

「其の他には?」

「特には無いな。」

「成る程・・・・・・。」

右頬の傷、と言うのが、今の所一番有力な情報だ。

言い換えれば、この此の情報が意味を無くせば・・・・・・例として、女子の傷が治る等すれば、女子を見付け出すのは先ず不可能だろう。

「早々に手を打たなくてはな。」

「・・・なぁ、コンソメ。」

「何だ?」

薄塩が眠たげな目を更に細めながら言った。

「お前、何でそんなに楽しそうなの。」

「そんな事は」

「有る。滅茶苦茶輝いてる。」

「ごめん。何か嬉しくて。」

僕がそう答えると、薄塩は益々目を細める。

「人が何か得体の知れない物に取り憑かれているかも知れないのに、か。」

「いや、ほら、基本的に、僕は薄塩に助けて貰ってばかりだから。恩返し的な感じだな。」

「おお。」

薄塩が納得した様に頷いた。

「普段抱いている劣等感が消えたから、そんなに幸せそうなのか。」

「嫌な方に受け取るなぁ。」

「俺をあの女から助け出せば、俺に対する優越感に浸れるもんな。」

「違うって。別にそんな」

慌てて僕が弁解をすると、薄塩は楽しそうにニヤリと笑った。

「分かってるって。冗談だから、その心配そうな顔、止めろ。」

吹き出した薄塩を思い切り睨む。

「お前な・・・・・・。」

「少し言い過ぎた。ごめんごめん。」

「・・・じゃあ、取り敢えず明日から、其の女子を探すから。」

僕がそう言って席を立つと、薄塩は僕に聞いた。

「俺はどうしてればいい?」

「渦中に居るお前が動いて、何かしら感付かれたら面倒だからな。其処でじっとしてろ。」

「了解。・・・・・・ああ、そうだ。」

歩き出した僕に、薄塩が更に呼び掛けた。

後ろを向くのも面倒なので、立って、しかも扉の方を向いたまま応える。

「何だよ。」

「・・・ありがとな。」

聞こえた声に僕が思わず振り向くと、薄塩はもう腕に頭を埋めて眠っていた。

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・・・・・・・・・。

「とどのつまり、薄塩君がデレた、と。」

「着眼点其処に行っちゃいますか。此の愚兄が。」

「違うのかい?」

烏瓜さんは首を傾げた。

僕は大きく頷いた。

「当たり前ですよ。」

「普段は弱味を見せないし、余り誰彼に頼らない薄塩君が、デレ・・・詰まり、大っぴらに君を頼っている。其れだけ事態はギリギリだ・・・と言う事では無いのかな?」

「・・・・・・・・・あ。」

「何だ。単に気付いていなかっだけか。」

烏瓜さんが、僅かに見えている口許をニヤリと歪ませた。

「で、結局其の子は見付かったのかい?」

「見付かった・・・と言えば。一応は。」

「と、言いますと?」

「死んでました。しかも自殺でした。」

「わーお。テンプレだねぇ。凄い凄い。」

パチパチパチ、と烏瓜さんが拍手をする。

「で、自殺の原因は?」

「恋人に振られての首吊りだそうです!」

「うわあ・・・!分かり易い!!」

「と、言っても成人してからですけどね。高校卒業から数年後・・・今から数年前のクリスマスに彼氏に振られて首を吊ったそうです。」

「やけに詳しいね?」

「情報通でオカルト好きな先輩がいまして。」

「成る程ね。」

うんうん、と数回頷いて、烏瓜さんは言った。

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・・・・・・・・・。

「よし!私に出来る事は、今の所何も無いね!」

「おい待て。」

思わず真顔で反応してしまった。

烏瓜さんは平然と、食後の御茶を啜っている。

「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んでしまえって言うしね。此れは取り敢えず、ホワイトデーに其の子が振られるまで様子見かな。」

「じゃあ、一体どうすれば・・・。」

「だからどうする事も無いんだって。」

やれやれ、と烏瓜さんが肩を竦めた。

何だか納得が出来ない。

「でも、薄塩が」

「殺され掛けている訳では無いのだろう?なら大丈夫だよ。少しだけ我慢して頂こう。」

「どうしても、ですか?」

「そうだね。まぁ、其処まで事態を大きくする事も無いからね。」

「今、助ける事は不可能何ですか?」

「いや、別に・・・・・・って、野葡萄君?」

僕は立ち上がり、ゆっくりと烏瓜さんの方に歩き始めた。

「・・・・・・仕方無いですね。」

「え。何。」

「薄塩から伝授された、対のり姉様に開発された究極奥義を見せましょう。」

「止めて。暴力反対。」

烏瓜さんが立ち上がり、ジリジリと後退を始める。

「僕も、こんな事はしたくなかったんです。」

「ちょ、野葡萄君、落ち着い・・・痛っ」

烏瓜さんが流し台に体をぶつけた。

もう逃げ場は無い。

「・・・そう。本当は、こんな事、絶対にしたくなかった。」

僕はそう呟いて、烏瓜さんに飛び掛かった。

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・・・・・・・・・。

「お兄ちゃん、お願い!薄塩を助けて!!」

①烏瓜さんに縋り付く。

「・・・・・・・・・え?」

「お願い!何でもするから!!」

②そっと首に手を回す。

「え、ちょ、・・・え?」

「お兄ちゃん・・・・・・!!!」

③渾身の力で首を締め上げる。

「ぐええええええっっっ!!!!!」

「おーーねーーがーーいーー!!!!」

「・・・分かった!分かったから!!」

「やったーーー!!!お兄ちゃん大好きーーー!!!」

序でに言うのなら、此の間ずっと真顔。最後の所だけは満面の笑顔である。

「と、言う訳で御協力ありがとうございます。」

「・・・凄いね。野葡萄君。」

「ありがとうございますっ☆」

「・・・・・・でもね。私には本当に何も出来ないよ?」

「え?」

僕が予想外の一言に驚いていると、烏瓜さんが小さく溜め息を吐いた。

「今回に就いては、頼る相手が違うのさ。まぁ、可愛い弟の頼みだし、助けてはあげるけどね。」

「ありがとうございます。・・・で、僕は誰に頼ればいいんでしょうか。」

「・・・・・・出来れば行きたくないなぁ。」

「何言ってるんですか。」

「・・・・・・だってさぁ。」

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・・・・・・・・・。

「今回の《頼る相手》って、狐目だし。」

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・・・・・・・・・。

と、言う訳で木葉さん宅前。

「・・・あ“い。何が御用でずか。」

出て来た木葉さんは、涙と鼻水で偉い事になっていた。

僕は物陰に隠れ、烏瓜さんが対応をした。

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「やあ。狐目。毎年辛そうだね。」

「・・・・・・・・・。」

ギィィィィ

軋む音を立てながら扉が閉まり掛けた。

「少し、野葡萄君の事で話が有るんだけど。」

ギ・・・・・・。

閉じ掛けた扉が止まる。

「少し、いいかな。」

「・・・どうぞ。・・・・・・ックシュン!グジュッ!!」

「大丈夫かい?」

「大丈夫でず。早く話しな“ざい」

「はいはい。手早く終わらせよう。私もこんな所に長居はしたくない。」

「貴方に言われだぐないでずよ・・・・・・ヘグシッッ!グズズッッ!!」

木葉さんが鼻を啜りながら烏瓜さんを睨み付けた。

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「さて、悲しい御知らせだよ。」

「何の事でじょう。」

「昨日、実は私は《髪切りの儀》に行って来たのさ。」

「だがら?髪を引ぎ抜きでもじたんでずか?」

「あれは二人でないと行けないからね。・・・少しだけ、野葡萄君を借りようと思ったんだよ。」

「・・・ゴンゾメ君を?」

「そう。彼には此の間の支払いをして貰わなければならなかったからね。」

「何が有っだんでずか。」

「・・・・・・・・・。」

「ゴンソメ君は?無事何でずか?」

「・・・。一言で言うのなら、《仕方無かった》だろうね。」

「・・・・・・・・・!!」

「今年も、あの山で事故が起こる事は無いだろう。絶対にね。」

「・・・あの山の主は、子供を襲わない筈でず。・・・・・・ックション!」

「ああ。彼は何もされなかった。・・・・・・彼はね。」

「・・・・・・・・・まざが。」

「そうだよ。危ない目に逢ったのは私だ。そして、彼は・・・野葡萄君は、私を守ろうとして・・・・・・・・・!!」

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「私の弟になりました☆」

「・・・あ“?」

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・・・・・・・・・。

其の後、隠れている僕も木葉さんに見付かり、二人して通された部屋に正座。

「かくかくしかじか何です。」

「成る程。で、私にたずげで欲しいと。」

「ええ。」

「・・・・・・ぞうでずか。」

グズグズと鼻を啜りながらも、木葉さんは恐ろしいまでの殺気を放っている。

「別に構いまぜんげどね。別に。」

そして、ポイ、と無造作に何かを投げた。

其れは

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御札が貼られ、有刺鉄線が巻かれた、バトミントンラケットだった。

「・・・・・・此れは。」

「徐霊☆ステッキでず。此の真ん中のボールに塩を詰めるど、振り回しだ時に相手に塩を掛けられまず。・・・クチュンッッ!!」

「え?」

「薄塩君の悪夢に関しでは、此れを。」

薄い緑色のドリームキャッチャーを渡された。

「はい。寝る時に此れ、吊るじとい“で下さい。」

「ちょ、え。」

「検討を祈っていまず。」

木葉さんはそう言って部屋から出て行こうとする。

「・・・・・・え、ちょ、木葉さん。」

「あ、そうそうコンソメ君。」

「・・・・・・はい」

くるり、と木葉さんが振り向き、艶然と微笑んだ。

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「お兄ちゃんは、拗ねました。」

「え。」

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・・・・・・・・・。

音高く障子が閉まった。

足音が遠退いて行く。

「あらら、拗ねられちゃった。」

隣で烏瓜さんが、何処か楽しげに言った。

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・・・・・・・・・。

其れから数日、ホワイトデー。

○○公園。

街灯の下で、彼女は薄塩を待っていた。

僕とピザポとのり姉は、近くの遊具の影に隠れている。

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「・・・・・・・・・。」

「・・・・・・。」

何を言っているかは分からないが、会話が始まった。

「・・・。」

「・・・・・・・・・。」

不意に、ゆらり、と彼女の影が動いた。

ゆらゆらと影が伸び、薄塩の足元の影と繋がろうとする。

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「危ない・・・・・・!!」

ピザポが薄塩の方へ走り出した。

「ピザポ!」

「コンちゃんは其処で待ってて!」

直ぐに薄塩の傍に行き、腕を掴んで走り去ろうとする。

後、十五歩・・・十歩・・・五歩。

「のり姉!コンちゃん!!」

ピザポと薄塩が此方に手を伸ばした。

・・・・・・が、彼女に追い付かれてしまった。

「うわっ・・・・・・!」

ゆらゆらと揺れながら動いているのに、物凄いスピードだ。

僕は持っていた徐霊☆ステッキを握り締め、彼女の前へと足を踏み出した。

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彼女はとても悲しそうな顔をしていた。

然し、人と言うには、彼女は余りにも化け物染みていた。

いや、化け物染みていたのではない。

最早彼女は本当の化け物なのだ。

只の恋が叶わなかった女の子ではなく。

人の命を獲る、純粋な一匹の化け物。

哀れと思わない訳では無いが。

「・・・・・・・・・ごめんね。」

僕は、テニスのバックハンドの要領で徐霊☆ステッキを振り被り、勢いをつけて彼女の右肩に叩き込んだ。

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「もうどうにでもなーれ☆」

・・・・・・・・・。

目に飛び込んで来たのは、極彩色の花々。

薔薇、チューリップ、紫陽花、桔梗、ダリア、桜、マーガレット、胡蝶蘭、蒲公英、クロッカス、霞草、菜の花、アネモネ、百合、金魚草、秋桜、クレマチス、向日葵、女郎花、ハイビスカス、牡丹、石楠花、月見草、矢車草、デイジー、朝顔、彼岸花、福寿草、ブーゲンビリア、鈴蘭、露草、千日紅、水芭蕉、葵、マリーゴールド、睡蓮、梅、雛罌粟、勿忘草。

其の奥で独り、女の子が大声で泣いていた。

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・・・・・・・・・。

顔に何かが当たる感覚で目が覚めた。

「・・・・・・ん?」

目を開ける事が出来ない。

手で触ると、頬に当たった何かはふるりと震えて流れ落ちた。

「何だ此れ・・・・・・ぐえっっ!!」

途方も無い重さの物に伸し掛かられ、蛙が潰れた様な声が出た。

僕が重たい瞼を押し開けると、薄塩が泣きながら僕にしがみ付いていた。。

「・・・・・・薄塩?」

見上げると、空ではなく天井が見える。

自分が居るのは、地面の上ではなく布団の中だ。

「あれ。此処は・・・?」

「木葉君の家。」

隣を見ると、のり姉が居た。

「・・・何があったんですか。」

「弾けたの。あの女の人が。水風船みたいに。」

「・・・・・・僕は何故此処に。」

「コンソメ君は出て来た物を諸に被って、気絶しちゃったの。」

「女の人から?」

「そう。女の人から。だから、取り敢えず一番安全そうな、木葉君の家に運び込んで・・・。」

「一寸待って下さい。今何時ですか?僕、何れ位寝てました?」

「今は午後十一時半。」

「て、事は・・・。」

「土曜日のね。」

「嘘?!」

丸々一日眠っていたのか。

「随分心配したんだよ。主に薄塩とピザポ君が。」

「・・・そう何ですか。」

「ピザポ君は自分を責めるし、薄塩に至っては此の様だから。」

のり姉がチラリと薄塩を見遣る。

「まぁ、気持ちは分かるけどね。」

僕は聞いてみた。

「・・・ピザポは?」

「コンソメ君を離さないまま寝ちゃったから、別室に移動させるの大変だったんだよ?起こす?」

「いえ、結構です。」

「木葉君と○○君の両方にこってり絞られてたからね。疲れたんじゃないかな。」

「絞られた?」

「うん。ピザポはしちゃいけない事をしたからね。お説教。」

「しちゃいけない事・・・って?」

「女の子の告白を、邪魔したでしょ。」

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・・・・・・・・・。

「だって、其れは薄塩が危険な目に逢っていたから・・・。」

「そう?本当に?」

のり姉が、鋭い目付きで此方を見た。

「・・・・・・分からないです。」

「だよね。」

のり姉がニコリと笑い、僕の頭をワシャワシャと掻き回した。

「あの子は、只、一人の女の子として、薄塩に告白しようとしてただけ何じゃないかな。」

「泣いてました。最後に見た時。」

「だって失恋だもん。そりゃ泣くよ。」

「でも・・・!」

「コンソメ君、物事は単純に考えた方が楽だよ。」

「・・・・・・・・・。」

「それよか、今はやるべき事が有るんじゃない?」

のり姉の指が僕の胸元を指す。

薄塩が、ムスッとした顔で僕にしがみ付いていた。

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・・・・・・・・・。

「あのな。」

少しだけ枯れた声で、薄塩が言う。

「俺の為に死ぬとか、マジで止めろ。」

「辛いから。」

「今回、お前一瞬息しなくなったんだ。」

「此方まで死にたくなったから。」

「マジで止めろ。ふざけんな。俺の為とか。」

「てか俺の為じゃなくても死ぬな。」

「絶対俺より長生きしろ。」

「コンソメが死ぬとか・・・・・・・・・」

そうして、またグズグズと泣き始める。

僕は何だか可笑しくなって吹き出した。

「何で笑ってんだよばか・・・!」

泣き続ける薄塩に笑いながら言う。

「ごめん。其れは少し無理かも。」

「・・・・・・・・・何で。」

「僕も薄塩が死ぬのは嫌だから。出来れば薄塩より長生きしたい。」

「うるさいばかしね。」

「さっきは《死ぬな》って言って今は《死ね》って言って・・・僕にどうしろって言うんだよ。」

「知るか。」

「あはは。」

泣き続ける薄塩を見ながら、僕は笑い続けた。

「笑うなし。」

「嫌だ。」

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・・・・・・・・・。

不意に障子が開いた。

開けられた隙間から木葉さんの顔が此方を覗く。

「お兄ちゃんは、まだ拗ねてます。」

そして、また顔が引っ込む。

僕は笑いながらも、小さく溜め息を吐いた。

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雀猫さんへ
コメントありがとうございます。

《じゃんねこ》さん、ですね。
ご親切にありがとうございました。

小説の受け売りですので、詳しくは知らないのですが、其の様です。

確かにそうですね。
実際、鳴き声である《苗》の字が元になっているそうですから、《マオ》と読むのも何か繋がりが有ると思います。

此方こそ、丁寧に教えて頂いて・・・。
ありがとうございました。

紺野さんへ。

読み方の質問ですが、《じゃんねこ》です!

中国では猫を《まお》と言うんですね。
全く知りませんでした…(;´д`)
たしかに猫って時々『ま~お』って鳴きますもんね。

失礼
ありがとうございました。

ののさんへ
コメントありがとうございます。

そう言って頂けると嬉しいです。

ええ。案の定でした(笑)

何でなんでしょうね?
何故か三人とも録な目に遭わないんです。

頭の中では勿論、あのAAが再生されていました(笑)

本当、薄塩が泣くとか貴重でしたね。
のり姉に写真撮られてたのも気付いていなかった様ですし・・・。

あまり心配を掛けない様に・・・・・・と、二月に決心したばかりだったんですけどね。
世の中には難しい事が多いです。

兄に関しては、次回がメインになります。
もう、殺気が物凄かったです。鼻水垂らしてるのに(笑)

次回も宜しければ、お付き合いください。

雀猫さんへ
コメントありがとうございます。

いえ、此方こそ失礼しました。
次からはよく確認する様に心掛けます。

失礼に失礼を重ね、無知な質問を一つ。
御名前の読み方は《じゃんねこ》さんですか?
其れとも中国風に《じゃんまお》さん?
どちらにしても、可愛らしい御名前だと思います。
・・・僕にこんな事言われてもどうしようもないとは思いますが(笑)

あの、まめのすけさん。と並べられてしまう何て・・・・・・!
今、緊張で右手が震えていもす(笑)。

頑張ってサボってください・・・とは言えませんが、とても嬉しいです。
次回も宜しければ、お付き合いください。

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紺野さんへ。
コメントします。
名前の件ですが、以前の名前を書いて下さったんですよね!
一文字変えただけだから解り辛く気を使わせ申し訳なかったです。

伝説の麻雀師に『雀猿』とか『雀鬼』とか居たり居なかったりするんですが、それでオリジナルで雀魔と名乗ってました。

でも最近、魔王とか悪魔的な雰囲気出すより、大好きな猫感を出したくなり改名いたしました。牙を抜きました。

無駄話を申し訳ない。

現在、紺野さんとまめのすけ。さんのお話だけが人生の楽しみになってます(笑)

仕事サボってみたりしてます!(笑)
これからも、ばれずにコソコソ隠れてサボリます!
次回楽しみにしてます!

中たまさんへ
コメントありがとうございます。

そう言えばそうですね!!
リアルに類が友を呼んでしまいました。
あ、と言う事は僕がメンタルを鍛えれば他の人達も精神的に強くなるんでしょうか。

正直な所、ピザポが一番地雷の破壊力が強いと思います。
何時か除去出来ればいいんですけど・・・。

ええ。真顔でした。

其れは流石に無いですよ。
あ、でも其れは其れで恐ろしいですね(笑)

そうですね。
普通に人付き合いをすれば、出来ると思います。
まぁ、阻止しますけどね(笑)

mamiさんへ
コメントありがとうございます。

木葉の出番滅茶苦茶少ないですけどね(笑)

何と言うか・・・・・・どうして怒られたのか、と言うのは次の話で少し書きます。
結構絞られたみたいでしたよ。
あの後、何故か凄い勢いで謝られましたから。

次回は拗ねた方の兄の話です。
宜しければ、お付き合い下さい。

あなたのまうしろさんへ
コメントありがとうございます。

初めまして。紺野と申します。

そう言って頂けると嬉しいです。
基本的にグダグダな、こんな話でも宜しければ、また次回もお付き合い頂けると幸いです。

来夢祢さんへ
コメントありがとうございます。

そうですね。木葉さんと烏瓜さんが協力するのは、割かし珍しいです。

そうなんですよ。よく吐きますけどね。

薄塩には心配をさせてしまって・・・。
反省しています。
木葉さんに関しては・・・現在進行形でまだバトルをしています。

兎って目を開けたまま眠る事も有るんですね。
初めて見た時、かなり慌てました(笑)
お腹をでろーんと出して寝るのは、警戒していない印だそうです。
もちたろうは本当に可愛いです。飼い主に似なくて良かった(笑)

お尻だけしか見えませんが、兎だと思います。

そうですね。せめて、ちゃんと告白させてあげたかったです。

あの花は弾けて飛び散った彼女の・・・・・・ゲブンゲフン
いえ、何でも無いです。
別に消滅した訳では無いそうなので、また新しい恋を探して頂ければ、と思います。

次回は烏瓜さんは出て来ませんが、宜しければお付き合い下さい

雀猫さんへ
コメントありがとうございます。

よく吐きますけどね。よく吐きますけどね!!
・・・大切な事なので、二回書きました。

三人の中で一番大きいからでしょうか。
優しい奴なので、何時も真っ先に動いてくれるんですけど、余り無茶はしてほしくないですね。
其れに、兄から言われた事もありますし・・・。

相手が選りに選って烏瓜さんですからね。
本当に・・・・・・胃が痛いです。
穴が開きそうです。

まぁ・・・・・・親友が亡くなって、まだ半年も経っていませんでしたから。
無理も無いでしょう。
心配させてしまったと思うと、胸が痛いです。

また、のり姉に余計なネタを与えてしまいました。
しかも、其のエピソードが元になったと思われる原稿、未だ処分出来ていないんです。
もし出回っていると思うと・・・・・・嗚呼、頭が痛い。
・・・・・・痛い所だらけですね、僕(笑)

花の名前は植物図鑑で調べました。
・・・書いて数日が経過した今では、僕にも読めません(笑)

次回は拗ねている兄との話です。
宜しければ、お付き合い下さい。

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すごい!本当にオールスター集合ですね!

最近のピザポ君の正義感、ハンパないですね。
以前からでしょうが、最近は容赦ないというか…でも、怒られちゃったんですね…

木葉さん、拗ねちゃいましたね…それもそっか…
次回のお兄さんは、どちらのお兄さんでしょうか!?
どちらでも楽しみです!

はじめまして~!
いつもワクワクしながら拝見してます!
このシリーズ大好きです( ´∀`)
次回も心待にしております!

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