短編2
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ヒロミさんの家

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初めて投稿します。

今は35になる私ですが、今から4年前の出来事です

飲み屋で働いていた私は同じ店の一つ年上のお姉さん的な存在であったヒロミさん。

当時3人の子供がいてバツ2。子供達は凄く私になついていて、店が終わるとヒロミさんと一緒にヒロミさんの家に泊まる毎日が続いていました。

ヒロミさんには霊感がないのですが1番下の子供、かんなちゃん当時6歳。が凄く霊感が強くよく公園のトイレに行くとおばちゃんが1番奥のトイレから見てるとか私達には見えない人間が見えたりしてたんです。

怖い気持ちはヒロミさんも私も有りましたが、とにかくまだ見たこともない幽霊やオバケ、ポルターガイスト的な出来事は今までに体験した事が無かったので、かんなが変な事を言い出した時には怖いと言うか、『また始まった。』位にしか思いませんでした。

カンナが不思議な事ばかりいうのに私は段々慣れてきた頃にヒロミさんは家を引っ越しする事になりました。

理由はもう少し部屋数があり家賃が安い場所。それは結構キレイめなマンションで11階建てで、私の実家の近くにあるマンションなんです。

私は『これからは泊まらなくても家に行き来できるわ』と言うとヒロミさんも『よかったわ〜』っとお互い安心しあっていました。

新しいヒロミさんの家の間取りは玄関の先には廊下があり、右左に一つずつ部屋があります。

その廊下の奥にはリビングにキッチンがあり、前の家とは比べものにならないくらいの広さでした。

家賃も安く4LDKで共益費込みの2万9千円でした。

羨ましい位の間取と家賃の安さに、何故こんなに家賃が安いのかとか、気になる事など嬉しさに気づかなかったヒロミさんと私はこの後、約2カ月にわたりお化け、幽霊、ポルターガイスト的な非現実的な出来事を目の当たりにする事になります。

皆さん。あった出来事を思い出しながら書くので、とりあえず今回はこれで…

続きは明日にでも書きますね。

あの出来事を思い出す度にヒロミさんのマンションの方を見てしまいます。

今では連絡も取れない、ヒロミさんのマンションにも行けない。行けば冷汗がハンパなく出てくるので。

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