中編4
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ヒロミさんの家3

連休休みの2日目。

ヒロミさんの子供も帰ってこないし、元から私達2人とも怖い心霊ビデオを見るのが大好きでしたので、昨日の人形や声が聞こえたドキドキがまだ残っていたので怖いのをレンタルして見ようとゆう事になり、レンタルしたのが『本当にあった呪いのビデオ』です。

まだ借りた時には昼過ぎで観るのは夜にしようと夜まで待ち、いざ夜中。

電気を消してふたりでソファーに座りながら観ていたら『あれ?』

私は一箇所気になりヒロミさんに巻き戻しを頼み何度も見直しました。

あのシリーズを見た人は知っているとは思いますが、変な物が映り込んでいる時には必ずリプレイと映り込んでいる箇所だけをするのですが、私達が見た部分にリプレイが無かったのです。

『もしかして反射してカメラマンが映り込んでるんやわ』とか言っていたのですが、

やっぱり何故か映りが変で、瞬きするんです。私達は気分が一気に下がり、時間も2時過ぎ位だったんで続きは観る気にならなくて2人で寝る準備をしていた時です。

ヒロミさんの家のインターホンが鳴りました。

2人でこんな時間に誰?とビクビクしながらモニターを見に行きました。

『誰もおらんやん。怖いの見た後やから余計にビビったわ』とヒロミさんがイライラしながら言った時、私は1番思い出したくない時間にかんなのあの人形を思い出しました。

見るだけでも怖い人形なのに夜中に思い出して顔とか思い浮かべるとさらに怖さ倍増です。

ヒロミさんに『あの人形何処に直しました?』と問いかけると

『あれかんなの部屋のベッドの上に置いとるで』と言ったので、私は自分達が寝る部屋のリビングには人形が無い事を確認したので少しは怖い気持ちが減り、寝ようとした時です。

またインターホンが鳴り、イタズラに飽きた私達はモニターも見に行かず布団に入っていました。

インターホンは鳴り止む事なく8回くらいでしょうか、いい加減腹がたって2人でモニター見ずに玄関のドアを開けると、

子供が1人立っていました。

5歳くらいの男の子で目には涙いっぱいためて『お母さんが家に入れてくれなくて入れないよ』と言って、手には何故かTVのリモコン?らしき機会を持っていました。

私達は『何番の部屋なん?お母さん怒っとるん?一緒に行ったろか?』と言うと男の子は『ありがとー。』と言い私達は男の子の後ろを歩き家までついて行くと、男の子はヒロミさんの家の下の階に住んで居るみたいで、私達は一緒に謝るからと男の子に言いインターホンを鳴らしました。

私はもしゴタゴタした話になるなら邪魔くさいなぁと考えている途中、もし男の子のお母さんが『私の叱り方やねんからほっといてんかぁ』とか言われたらウザいー。って思ってて。

案の定インターホンを押した後、返事は直ぐに帰ってきました。

インターホンが壊れているのか音がボコボコ水の中で話しているまたいで、すごく聞こえにくいんです。

微かに聞こえるのが怒鳴りながら帰ってくるな。死ね。と言う返答でした。

変な親やなぁ。と思いながらもほっとく事も出来ない感じで。夜中に子供1人閉め出しくらってて見捨てて帰るなんて、私達には出来ない。むしろ普通の人間ならそんな冷たい事できない。と何故かかんな時に強い正義感にかられた私達。私よりヒロミさんの方が子育てしていてる分ほっとけなかったみたいで、しばらく考えて管理人のいる部屋に行く事にしました。そこなら安心やし変な人にさらわれない心配がないので。

インターホンからは雑音まじりに聴き取り出来ない部分がありますが、死ね だけは分かります。

男の子は下を向いたまま私達より4歩くらい後ろからついてきます。エレベーターで一階に行けば管理人の部屋は直ぐにあります。

私とヒロミさんはエレベーターが上がってくるまでに話をしてて『昨日から変な事多いわ…たまらんなぁ』と笑いが少し呆れて出る位の声で話をし、エレベーターが来たので3人で乗り一階まで降りる途中、私は一気にサブいぼが出て声が出ない状態になりました。

昼間のエレベーターなら明るいのでドアから反射され中が見にくいとかありますけど、夜中のエレベーターの中はがっつり見えます。今は夜中。反射して映るのは3人なはず。でも映るのは私とヒロミさんだけ。

余りのショックに私は口には出さずにヒロミさんに目で合図しました。

ヒロミさんも男の子は実際私達の前にいるのですが、エレベーターのドアには反射して写ってないんです。

一階に着くまで男の子は無言に下を向いたままで。11階から1階に降りるまでに男の子だけ写ってない事に気付き、やっぱりあのインターホンから聞こえたお母さん?の死ねとか聞こえたのを思い出したら怖くなり1階に着いた時3人で降りて私達だけまたエレベーターに戻り11階を押し、ヒロミさんの部屋に逃げ込みカギ、チェーンをかけ部屋は全部電気をつけてソファーにくっ付いて座りました。

動揺からタバコ吸う手がマンガみたくブルブル揺れてるのが一発で分かる感じでした。

ヒロミさんは『ヤバイで、マジで。最悪や。』と言ったから私も『あの声が聞こえてきた時から変な事有りすぎやろ』と話をして、よくヒロミさんの子供達は管理人室に遊びに行ったりしてるのでヒロミさんも管理人とは仲がいいし、電話をして監視カメラを明日見たいと言い約束をして、心臓バクバクな思いも抜けないまま、インターホンが朝が来るまで鳴らない事を祈りながら日が出るまでソファーに座りながら朝を待ちました。

外が明るくなり人通りが多くなってから2人で管理人室に行き私達は昨日の出来事の様子を確認し、夜中でもないまだ昼前の時間帯に私達は恐怖心がMAXに達する監視映像を観る事となり。そこから今思えばヒロミさんの行動や言動があの時から変になった様な気がします。

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