短編1
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体育

これは私が高校3年生の時に体験した話です。

私は廃部寸前だった卓球部に友人から入ってくれと頼まれ、入りました。

この日、休日で後輩は、2人居るのですが都合が悪く欠席をし、友人と顧問の先生と3人で高校の体育館を使い、卓球の練習を始めました。

この日は体育館に入ると、ギャラリーに誰かがいる、と気配を感じていました。

舞台よりに卓球台を用意し、基礎練習から始めました。

始めて1時間くらい経ったあたりから、卓球の"カコンカコン"という音の間に教官室にあるインターホンがトゥルルと鳴るのです。

卓球を辞めると、カコンカコンと言うのは聞こえなくなるので、空耳かな、と思い気にせずにいたのですが、鳴り止まないので顧問の先生に鳴っていることを伝えると

「今日はインターホンの元を切っているから鳴るはずがありません」

と言われ、気にしないように続けていると友人も聞こえる、とたまに言い始めました。

鳴るなーと思っていると、突然、耳元で男の人が

「はい、もしもし」

と言いました。

それ以降、電話のトゥルルはならなくなったのです。

私の通っていた高校では、体育館や寮に出る、と言われていたのです。

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