短編2
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四つん這いの女..

去年の話。

次の日が休みだった俺は、運動がてら散歩に出かけた。

風呂に入る前に一汗、かきたくて。

深夜、周辺を歩く。

一時間半程、歩いた。

帰ろうとした時、古く朽ち果てた様な商店街を見つけた。

何となく氣になった俺は商店街に入った。

まぁ短い商店街で、出口が見える。

けど、半分位歩いた時点で何か嫌ーな感じがした。

進んではいけない..本能が諭した。

結果、好奇心が勝った。

一氣に進む。

商店街を抜けた。

何も無かったな~

右側に人の氣配を感じた。

眼をやると !?

30m位、向こうの線路際に

白いワンピースみたいな服着た女が四つん這いになってる..

直感的にヤバい!と感じたから

無視して、直進した。

暗い路地を歩く、知らず知らずの内に

同和地区に入ってた。

午前、三時.. 気持ち悪いから、迂回する

さっきの線路際に辿り着く..

女はまだ、いる..

酔っぱらいか? いや、そんな様子でも無い

家に帰るには、そこを通らなければ帰れない..

無視して、進む 距離は縮まる

その距離が 2m位に接近して

すれ違いざま.. 見たらアカン! と想いながら

見てしまった 眼が合った 

めちゃめちゃ後悔した..

女は青白く ガリガリで 四つん這いのまま

俺を見上げてた.. 白眼を剥き、半狂乱の様な顔で

もう、狂ってる様だった..

正氣には見えんかった 

この世の者とは思えんかった

俺は早歩きで、振り返らず家に逃げ帰った..

ここ、数年で 間違い無く

一番恐かった。。

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四つん這いで追いかけられなくてよかったです。
僕がその女の人を見たらきっと気絶します。

恐らくはこの世のモノでは無かったんでしょうね。
何事もなくて良かったです。