短編1
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甘い誘惑は死への誘い

今年から○○県で仕事の為一人暮らしする事になった

そのアパートはボロボロで風呂なしトイレなしの格安物件でした

引っ越し初日、朝から荷物などを運び入れクタクタになった僕は壁際に配置したベッドでウトウトしていた

その時、隣の部屋から淫らな声が………

もちろん男なら壁に耳をあててしまう

それが野生なのです。

しばらく聞いてると

♀「ねぇねぇ、もう一回しようよ」

♂「しょうがねぇ女だなぁ……

よし!次はもっと過激なやつしようか??」

♀「え〜、なにそれぇ??」

♂「これはなぁ、成功したら先っぽが赤くなんだよ」

♀「超面白そうじゃん、やろうよ!」

みたいな会話が壁越しに聞こえてくる

もちろん僕は過激な事ということで尚更壁に耳を押し当て聞き入ると……

シュィィィイイン!!

僕の目の前を電動ドリルが………

慌てて耳を離すと

そこには壁一面に小さな穴。

そして、向こうの壁から♀「キャハハ、失敗してんじゃん!」

♂「まぁ、こういう時もあるがな(笑)」

言うまでもありませんが

速攻で家を出ました。

怖い話投稿:ホラーテラー EVISUさん  

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