あなた達は本当にヤクザだよぉぉぉ

短編2
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あなた達は本当にヤクザだよぉぉぉ

今日もまた、ノウミ先生のつまらない授業が始まった

このままいつもと変わらない高校生活が過ぎると思っていたその時

校長の口からとんでもない言葉が告げられた

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校長「クラスメイトの遠藤君がヤクザの事務所にシチューを宅配しようとして捕まりました」

俺達は遠藤を救い出すためにヤクザの事務所に乗り込むことにした

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ノウミは担任の責任を問われクビになった

ノウミ「うわぁぁめっちゃホリデーだぁぁぁぁ!!!!!」

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俺達が事務所に着いた頃には時すでに遅し、そこには身体中にシチューを盛り付けられた遠藤の姿があった

遠藤「温めたシチューは熱い!!!やはり温めたシチューは熱い!!!」

遠藤「プロヴァンス風ホタテのクリームシチュー遠藤を添えて!!!!!」

ヤクザ「遠藤は世界に一匹しかいない貴重な食材だからな」

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それを聞いた遠藤はぶちギレて四股を踏み出した

遠藤「遠藤はあなたのごはんじゃない!!!!!」

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それに便乗して、楽して痩せたいKが乗り込んできた

K「なにが寝てるだけで痩せるだよ!!!逆に8㎏も太ったじゃねーか!!トマ美ちゃん!!!トマ美ちゃん!!!」

ノウミ「これ何て種の保存!?!?!?これ何て種の保存!?!?!?」

ノウミはヤクザ達によって瓶詰めにされ、ボトルシップとして出荷されようとしている

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松本「摂政と関白を生け贄に捧げ松本城を召喚!!!国宝級だよぉぉぉぉぉ!!!」

そう言って遠藤、松本、Kの三人はノウミの周りに城を建て始めた

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ノウミ「お客様のありがとうが聞きたくて!!!インカ帝国万歳!!!インカ帝国万歳!!!!!」

ヒヨコの雄雌を判別するバイトの途中でどちらか分からなくなってしまった為、全部を利根川に逃がしてきたノウミが、ヤクザに突撃していった

遠藤「お前らなぁ!俺を怒らせたらどうなるか分かってんだろうなぁ!俺はヤクザと友達なんだぞ!!バックにヤクザが居るんだぞ!!!」

遠藤はヤクザにシバかれている

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K「ミシシッピワニ!!!ミシシッピワニ!!!」

Kは四つん這いになり、手足を回転させてルンバの様に動き回っている

ノウミ「うわぁぁぁぁぁ!!!キクラゲ!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!」

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ノウミは遠藤を助けるため、自分の顔を真っ赤にし、2倍以上に膨らませる事によってヤクザを威嚇し、見事ヤクザを追い払った

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ノウミ「ちぢれ麺≠ちぢれ毛」

Concrete
コメント怖い
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お久しぶりで大変楽しゅうございました。
とどのつまり、ダーリン松本は国宝級であるという解釈でよろしゅうございますね⁈
彦根城も忘れないでくださいひこニャン。

それはそうと、ミシシッピとくればアカミミガメが飼いやすいですよ。
ワニは思いのほかデカくなるので、持て余してしまって下水に放つと、都市伝説が生まれます。

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やあロビンミッシェルだ。

ケイ氏、今回もK氏は何の役にもたたなかったようだな…ひぐぅ…ほっ!…

ジワジワと登場人物達の過去が明らかになって来たような気がしないでもないが、次回は未確認生物遠藤氏の素性、スープの素、木星までの距離を題材にした怪談を期待しているよ…ひひ…

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わぁー♡素晴らしかった(*´∀`)今回はいつも以上にリズムとテンポと色が~(笑)

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