短編1
  • 表示切替
  • 使い方

飲まされた!

これは自分がまだ幼稚園にも入ってないような頃の話です。

nextpage

二階建てのアパートが二つ並んでいる家に住んでいました。

近所の人とも付き合いが良くたまに遊びに行ったりもしていました。

nextpage

その人たちの中に2人で暮らしている20代くらいの夫婦が居ました。

その夫婦の家に自分と妹で突撃するような形で初めて入れてもらった時のことです。

nextpage

団欒して楽しく話したりしているとグラスに注がれたジュースが出てきました。

wallpaper:561

氷が入っていてハチミツのような色をしていた。

茶色と黄色の中間くらいの色。

麦茶のような色。

nextpage

自分も妹も何のためらいも無くジュースを飲んだ。

でもどこか味が変だった。

nextpage

「おばさん、このジュース何?」自分は無邪気に聞いた。

「バナナジュースだよ」

おばさんはにこやかに答えた。

そこまでは覚えているんだけど、、、

nextpage

wallpaper:798

何年も経ち

最近糖尿病が心配で自分の尿を

少し舐めてみて思った。

wallpaper:171

shake

(あの時の味だ)

nextpage

あの色、バナナとは思えない味。自分がソレを飲む姿をじっと見つめていたおばさん。

その意味が今更になって理解できた、、、

nextpage

wallpaper:699

無知は恐ろしい。

オトナはそれを知っている。

その純真を

笑顔で弄び

無残に引き裂く。

Normal
閲覧数コメント怖い
9032
4
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ

パグ太郎さんコメントありがとうございます。
そうですね。
家の中に霊がいるより
知らない人が居た方がずっと怖いですね;

森の中で霊と会うより
知らない人と会うのが怖いです

なので私は引きこもりですw

人が一番怖いですね。