短編1
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危険な家

この前ふざけて廃墟に行って、その時はなんともなかったんだ。

でも何日かして自分の部屋で変な音がしてね。

それが日が経つごとに回数と音量が大きくなっていってしまったんだ。

怖くなって霊感のある友人に相談したら

「なんだかおかしいね。専門の人に相談したほうがいいよ。」

そう言われたもんだから寺に行ったら坊さんに「廃病院に行きましたね。小さな霊が付いてますよ。」

怖いけど急にホッとしてね、霊を落してもらったよ。

安心して自宅に戻ったらまだ音がする。

「パチっ・・・・・バキン・・・・!」

前より酷いじゃないか!

寺の坊主よりすごい有名な霊能者にこれでもかという程頼んで家に来てもらうことにした。

その数20人!

ああ、今もラップ音がなっている・・・・精神的にもつらい。

数日後、霊能者たちが来てくれた。

彼らが部屋に入ると、やはり専門の人達は力があるようで更に部屋のラップ音が激しくなった。

しかし、霊能者が言うには、この部屋には霊がいないそうだ。

「じゃあこの音はなんなんだ!」と男が声を荒げて壁を思い切り叩くと

家は崩れてみんな死んだ。

木材が腐っていたようだ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
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