短編1
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梅雨の雨さん

私がまだコンビニのアルバイトをしていた時でした。

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「あと4分で休憩か。」

梅雨の雨。私はお客様が来るまでスマホをいじっていた。

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♪♪♪

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コンビニの自動ドアが開いた。

「いらっしゃいませー…?」

挨拶をしてドアの方を向くと誰もいない。ドアの故障か誰かのイタズラか。ただわか

るのは、店の床がしとしと濡れている。

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「だ、誰かいんの…?(いるの)」

返事が帰ってこない。少しホッとした。消えていたスマホをカチッとつけた。画面に水がピチャリとちった。

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背中がひやっとした。

また画面にピチャリ。

思い切り目を前に向けた。

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翌日、病院に私はいた。

店長から聞いた。

雨さんと言って、真夜中の雨の日に人を食べに来るって。

「店長。私、もう17ですよ?そんな話誰が信じるんですか。馬鹿にしてます?」

私は信じなかった。そしたら、

「痛っ」

店長が腕を支える。

その腕には歯型が残っていた。

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