中編3
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死神と俺の日常 #1

死神と青年 「漫画を描く予定なんだけど描く才能なし笑笑」

俺はいわゆる視える人だ。

視える様になったのは20才の誕生日からだ。黒尽くめの男が俺をずっと付きまとう。

俺はベッドに寝そべりながら黒尽くめの男に話しかける。

「お前は何?俺になんか用?」

黒尽くめの男は頷き小さい声でボソボソ言う。「はぁ?聞こえねぇよ!はっきり言え!」黒尽くめの男は一瞬驚いてまた喋り始めた

「だから、そのあなたの命を…」

俺は直ぐにわかった

「死神か?死神なんだよな!」

俺は泣きながら「もう死ぬのかよ…まだやりたいことが沢山あるのに!」黒尽くめの男は慌てて「で、でも!本当にあなたが死ぬなんて思えないんですよ!なんていうか…つまりですねぇ…」俺は泣きべそかきながら「じゃあなんでいるの?」

黒尽くめの男は頬を人差し指で掻きながら悩む「それはその死ぬ時にあなたの魂をあの世に運ぶ為?」

俺は泣きながら「俺に聞くなよな」

それから俺は病気、事故などの出来事には無縁の生活をしている。

が、死神と思わしき黒尽くめの男は俺のそばから離れない。

「普通さ、死神って無理矢理な感じで魂を持って行くんだろ?」

黒尽くめの男は首を横に振る

「いいえ、魂には期限があってそれが切れると私達、死神が迎えに行くんですよ笑」ニヤニヤしながら話す死神に「なに笑ってんだよ。」

「ごめんなさい」

死神が思い出すように話す。

「あまり例がありませんが、正当防衛のみに限りますが死神の命を脅かす存在は期限関係なく命を奪います。」サラッと怖い話を笑いながら話す。

「死神の命を脅かす存在?そんなのあるの?」

死神は本を取り出し読み始める。

「私達、死神を唯一殺せるのは

悪魔、天使、テンシ、人間も対象に入りますね。」

俺は繰り返す「悪魔、天使、テンシ?」死神は本を閉じて頷く

「テンシとは別名「天師」と呼ばれ

天使の力を半分受け継ぐ人間の事を指します。平安京に居た安倍晴明とかですね」

俺は人間がなぜ対象に入るかと聞いた。「霊力、魔力、超能力、呼び方は様々ですがそのような能力、または魔道具と呼ばれる脅威の事を指し、それを利用する人間の事を対象にしています。」

難しい話についていけない俺に死神は笑う「ちょっとあなたには難しかったかもしれませんね」

俺は出かける支度をしていると

「私も一緒にいいですか?」

俺は軽く頷く「勝手にしろ、死神だろ?俺が死ぬまで離れないんだから、いちいち聞くな」

死神は理解したように返事する。

「あぁ、それは確かに笑」

俺は寒い道をトボトボ歩いていると死神が後ろからついて来る。

「なあ、死神にも男、女ってあんの?」死神は少し考えこう答えた

「性別の概念はありませんが、男でもあり、女でもある。」

「オカマじゃん。それって。」

死神は「オカマじゃありません!死ぬ人の好みのタイプに変身出来るってことです!私だって女の子になれるんです!」

「は?何それ気持ち悪い」

「えっ!なんで?凄い!とか思わないんですか!?」

「その面で「女の子になれるんです!」って言われると完璧にオカマでしょ」

死神は空いた口が閉まらず溜息を零す「オカマって…言われたことないのに…」

俺は床屋に着いてシャンプー&カットをお願いした。

「短めにお願いします」

「わかりました」

死神は床屋の中をウロウロしている。そして俺前に立ち死神の歴史を延々とシャンプー&カットが終わるまで語っていた。

「ゴル13って、いいですね!オイラのオカズを取るんじゃねぇ!ってゲラゲラ笑笑」

心の中

「こいつ本当に死神か?ただのオカマでストーカーじゃないのか?」

死神は急に俺を見つめ

「オカマじゃありませんから!心の中ぐらい読めますから!死神舐めんな!」心の中で俺はこう叫んだ

「うるせぇ!本当にオカマって呼ぶぞ!コラ!」

この先が思いやられる生活が始まる。

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突っ込みどころ満載ですね
このノリ嫌いじゃないです

面白かったです。
続きも気になります。