中編3
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トラック何したの?

 

 

私には高校からの友達にG がいる。

簡単に説明すれば私の中のGは腐女子で、アニメ大好き、BL好き、エロトーク大好き、ゲーム大好き、しかもツンデレのメガネっ娘、スポーツも大好きだけど人見知り+典型的なB型なのだが..

Gを紹介するのはこの先の投稿するであろう話の恐怖体験がほとんどGが一緒だからってだけの紹介です

いつものようにバイトの無いときはDVD 見たり、寝転がってゲームしたりダラダラと時間を過ごしてる私の所にGは遊びに来た。

G『こーんばーんわぁ♪あれ?M居ないの?』

M『なんや..』

G『寝てたから♪わからんかった♪』

人が寝ててもお構いなしのGは、コンビニで買って来たスイーツをテーブルに置いた

G『はい♪Mのタバコとおやつ』

M『…ありがとう(//∇//)』

簡単に釣られてしまった..

M『今日はどしたん?』

G『新燃岳噴火したじゃん?明日休みだし♪偵察行かない?』

M『あー..NEWSでやってたね、なんか火山灰の被害とか凄いんでしょ?行くの?』

G『行かない?一人じゃつまんないし、M一緒に行こうよ』

 

 

そりゃGは休みかもしれないけど、私は仕事..(-_-#)

そんな事を考えていたが、自分の住んでる県に新燃岳が有ることすら知らなかった私は、NEWSで火山が噴火したと聞いた時から『見てみたい..(//∇//)』とは思っていた。

だけど問題がある。新燃岳までの道程は車を飛ばして約二時間半、往復五時間、行っても直帰しないと自分がきつい..Gは『行こうよぉ行こうよぉ♪』を連呼するし..

G『帰りにタバコとお夜食ご馳走するから連れてって♪』

はい、簡単に釣られてしまった..

時間は21時になっていた

 

 

新燃岳に行くまでに眠気覚ましの珈琲を買い、くだらない事を話しながら高岡線に乗った。

新燃岳のある都城市まではまだ少しかかる。

運転しながら 前から来るトラック眩しいなぁ..なんて思いながらパッシングすると、相手がライトを下げてくれた。

M『あざーっす』

G『へ?』

M『別になんでも..』

そう言いながらトラックとすれ違う直前、トラックの後方に黒い..ストッキングみたいな、ゴムみたいな、ペラペラしたものがチラッと見えた。

 

その瞬間、身体中に鳥肌が走った 

 

 

黒いペラペラって人..!?

頭まで鳥肌がきたんじゃないかと思うほどゾッとした。

トラックの後方、荷物を積み込む扉の下のステップのような所に3体..人が掴まってた

しかもストッキングみたいにペッタンコで暗めの灰色みたいな感じで、真っ暗な目と口があった

例えて言えばムンクの、灰色バージョンみたいな..

それが風の強い日の鯉のぼりみたいに、ひらひらバタバタと掴まって煽られている

 

 

なんなのあれ..

 

足が震える..ハンドルを握る手も力が入りすぎてる、ちょっとヤバイ

G『M大丈夫?』

 

 

Gが私の腕に触れた 

ハッ!と気付くとアクセルを踏み込んでいた。

慌てて減速し、路肩に車を停めてファザードをつけた

M『はぁ..マジ勘弁』

サイドを引いて、少し座席を倒すと

G『何か見た?』

心配そうにGが言った

M『ううん、現地に着いたら話すよ..』

G『さっき私全身鳥肌が来たよ。気持ち悪い感じだった..』

Gも感じたんだ..

G『M..帰ろうか..?』

M『ここまで来たんだから、後30分くらいじゃん、私は、ちょっと休めば大丈夫だから気にしなくてもええよ。』

G『でも..』

M『大丈夫やって』

G『でもM、さっき固まってた..』

M『ちょっと変なモノみたからじゃん、気にせんで』

G『帰ろう!』

正直..ちょっとホッとした。

帰り道、Gに視たモノの説明をした

 

G『ほらぁそんな事だろうと思った。私リアルにそんなの見たら..んー..無理だね。』

ですよね。

G『なんでそんなのがトラックに付いてたのかなぁ..』

M『わかんない..事故車で車に付いてるパターンとか?』

G『うちの姉ちゃんトラックの運転手してるけど、車のお祓いとかあるって言ってたよ?』

M『それは納車した時にでしょ?あれは..事故こそおこさないように祈願する為で..もし執り着いた場合とは違うと思う。』

G『じゃああのトラック何したの?』

 

わからないよ..解りたくもないけど。

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