短編2
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コドモ

初めて投稿させていただきます。

高校時代部活で疲れ私と友人の2人で

帰ってました

途中平坦な道で急に友人が自転車を立って漕ぎ始めたのですが私のスピードと変わらず友人は少し笑いながら

「あ〜誰だよ!」

と言い始めたのですが私には何も見えず

「どうしたんだ?」

と聞くと

「荷台に子どもが乗ってる」

と言いました。

そして友人は自転車を停め誰もいない

荷台に向かって

「降りろ。早く家に帰りな」

とその子どもに言い。

「たぶんもう大丈夫」

だと私に言いました。

ほんとに大丈夫かな?とは思いつつ

それからコンビニに寄り飲み物や

お菓子などを買いコンビニを出ました。

すると友人は出口で立ち止まり

「また来たのかよ。」

と何もない空間に話しかけ

その後も何か話していましたが

私は怖くなりあまり聞いてませんでした。

その後友人は

「俺こいつを家まで送ってくる」

と言って私と別れました。

次の日の朝友人は少し暗い顔で

昨日の続きを教えてくれました。

「あのあと送って行くと大きなお城のような家がありその家の前で降ろした」

「家に帰ってコンビニの袋を開けると

買った覚えのないお菓子やジュースがあった」

「今日の朝送った子どもの家を見に行くと

昨日あったはずのお城のような家がなく

普通の住宅地だった」

などほんとにこんな事があるんだと

とても驚きました。

それからはその子どもは一度も

現れたことはなかったようです。

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