短編1
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友人

初めまして、私は小谷 詩乃と

「あっ!なぁなぁ、あのカラス喧嘩してない?」

.....私の左隣にいるこいつは、笹野 裕也。

私の唯一の友人だ。

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「してるよな?」

「……。」

「…なぁ〜何で無視?」

「…うっせぇ。」

あぁ、あと私はとても口が悪い。

授業中なのにペラペラと、こっちの気にもなって欲しい。

「でも、詩乃ちゃんなら、そんなの授業一回くらい聞いてなくても大丈夫だろ?」

「もう少しで中三なの。大事な時期に授業聞き逃せないでしょ?」

「クソ真面目だなw」

「あ?今なんつ

…っ痛!!」

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先生に頭を小突かれた。

「おい小谷、何を窓にブツブツ唱えてんだよ。」

「すみません…。」

クラスにクスクスと笑い声が広がる。

私の席は、一番左の列、窓際の一番後ろの席だ。

その私の左隣にいる裕也。

もうお分かりだろう?

私の唯一の友人、笹野 裕也は

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幽霊だ。

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