短編1
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カネコさん

 夕暮れ時だった、廃坑となった鉱山のかつて人間がトロッコというものを動かしていた場所で一人の少女と出会った。彼女の名前はカネコ。

 カネコはこんな山奥の使われなくなったこの場所でどうして、いつもこの場所に来るのか聞いてきた。

「嫌なことがあったから」

 と、僕は答えた。

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 カネコは僕の隣に来て、「そう、私も嫌なことがあったの」と、自分のことも打ち明けた。ぼくは、その話に興味を抱いた。

 カネコは「いいよ、家においで」と、誘ってくれた。

 この日から、ぼくはカネコさんの事情を知ることとなった。

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