短編1
  • 表示切替
  • 使い方

横切る者

wallpaper:980

これは、私が小学生の頃体験した話です。

その日、私は親と夜、スーパーに出かけていました。

道は、渋滞をしていたのか、車はあまり進まず歩道橋の下で止まりました。

私は、助手席で歩道を眺めていました。

すると、一台前の車の前を、人が走っていくのが見え、

私は、反対車線に顔を向け、ただなんとなくそれを追っていました。

そして、それは直ぐに現れ、対向車のヘッドライトに照らされ、それが人間ではないことに私は気がついたのです。

それは、

人間の下半身でした。

下半身は、走りながら反対車線を渡りきり、消えて行きました。

あれはなんだったのでしょうか…。

今でも不思議です。

Normal
閲覧数コメント怖い
31000
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ