中編5
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電話

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俺が中学1年の頃

法事で両親が数日家を空けるという事があった

普段家で一人でいることが無い俺は、

よくわからないけどワクワクしていた

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学校から帰ってきて,いつもはすぐ自分の部屋に籠るんだけど、

親がいないのと俺の部屋にはテレビが無いので

リビングで過ごす時間がほとんどになった

親が置いて行ったお金でご飯を買って

いつもは見れない好きなTVを見て

夜遅くまでゲームをしていた

普段はリビングに親がいてテレビ見ているから

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なかなかゲームをさせてくれないからな・・・

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トゥルルルルルル・・・・   

トゥルルルルル・・・・・

ゲームに熱中していると電話がなった

電話? 

気がつけばもう夜0時をまわっていた

「こんな時間に誰?」

そう思いながら、受話器をとった

「はい、もしもし?」

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

返事はない

「もしもし?」

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いたずらか?

「もしもし!?」

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プツ  

ツー・・・・・ツー・・・・・   

ん?きられた?

誰だよ・・・・・

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当時家にあった電話は、

プッシュタイプでディスプレイはあるが

相手の番号は表示されなかった

無言だったし、間違い電話かいたずら電話だろ・・・

俺は気にせずゲームの再開をした。

そして

いつの間にか寝てしまったのか、

気づいたら朝8時

学校に遅刻ぎりぎりの時間になっていた

「やばい!」

俺は2階の自分の部屋で制服に着替えて

カバンを持ち学校へ向かった

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学校でグダグダ過ごして

家に帰ってきたのは夕方17時頃

今日も昨日のゲームの続きがやりたくて

自分の部屋で着替えて、

ご飯を食べてからすぐ昨日の続きをやり始めた

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トゥルルルルル・・・・・・ 

トゥルルルルル・・・・・  

親からの電話だった

内容はちゃんとご飯食べてるのか?

とか遅くまで起きてないか?とかの電話だった。

風呂に入り、またゲームを続ける

俺は親が帰ってくるまでに

今やっているゲームをクリアしようと思っていた

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トゥルルルルル・・・・・  

トゥルルルルル・・・・・・

  

・・・・・・また電話だ・・・・・

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カチャッ

「もしもし?」

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・・・・・・・・・・ブツ・・ブツ・・ッザー・・ブツ・・

・・・・・た・・・て・・・・ブツ・・・・こ・・・・・・ザー・・・

プツ

ツー・・・・・ツー・・・・・

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??

なんだ?

またいたずら?

電波の途切れるような音・・・・

途中で声のようなものも聞こえた気がする・・・・・

また時間は夜0時過ぎ・・・・

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さすがに少し気味が悪くなってきた

きっと学校の友達が俺が一人なのを知ってて

脅かそうとしてるんだろ・・・

みんなに親居ないこと言っちゃったからな・・・・・

そんな事考えているうち

またそのままリビングで寝てしまった・・・・

朝7時、今日は寝坊しなかった

2階にカバンを取りに行き、制服に着替え

いつのも様に登校する

電話の犯人突き止めてやろうかな?とも思ったが

どうせ、知らないふりをするだろうと思い、

気にしないことにした

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今日は、テストの追試のせいで遅くなった

明後日には親が帰ってくるから、さっさとゲームやろう・・・

親が居ないのをいいことにゲームばっかりやっていた

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いつも通り

自分の部屋で着替えて

ご飯を食べ

風呂に入り

ゲームする

ただ、この二日間夜更かしずぎだったのか、

俺はゲームを始めてすぐ睡魔に襲われた・・・・・・

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・・・・・・・・ルルルル・・・・  

トゥルルルルル・・・・・

トゥルルルルル・・・・・   

トゥルルルルル・・・・・   

トゥルルルルル・・・・・

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電話の音で目が覚めた

時間は0時過ぎ

いたずら電話で起こされたという事もあり

俺はかなりイライラしていた

「毎日毎日うるせーんだよ・・・・」

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ガチャッ!

「はい!!!もしもし!!!だれ!!??」

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・・・・・・・・・ブツ・・・たぐ・・・けうぬ・・・ザザ・・ブツ・

ぬぐぉ・・はい・・・・・・ブツ・・・・・・

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「だから誰だよ!!?聞こえねぇって」

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・・・・・・・おもい・・・・

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「はぁ!?」

この意味不明な電話に腹が立ち、

思いっきり電話は叩き切ろうかと思って

電話機を見下ろした

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内線1  通話中

本気で血の気が引いた・・・・

・・・・内線1

つまり、この電話はこの家にある子機からの電話という事になる・・

子機は2階の俺の部屋にある。

いつも着替えているあの部屋

俺はゆっくり電話を切り・・・

動けなかった・・・・

今までの電話は俺の部屋から?

そして最後の「おもい」という声、

明らかにクラスメートではなく

老婆のような声だった・・・・

俺は再度電話がなるのを恐れて

電話線とコンセントを抜いた

正直どうしていいかわからなかった

家から飛び出したい気持ちもあるが、

田舎で街灯も少なく夜の外もかなり怖い

とりあえず、家の1階の電気をすべてつけて

朝までリビングで寝れずに過ごした

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・・・・・・学校行こう・・・・

人がいるところに行きたい・・・・・

その時 制服やカバンが2階の俺の部屋にある事に気付いた

かなり怖いが、学校に持っていかないわけにはいかない、

俺はダッシュで二階にあがり、

制服とカバンだけとって

一気に家から飛び出し学校へ向かった

親が帰ってくるのは次の日だった為

その日は友達の家に泊まらせてもらった

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次の日、親に話そうと思ったが

信じてもらえないのがわかりきっていたので

結局話さなかった

今は別の家に住んでて、

結局なんだったのかは不明

今思えば電話が故障してただけだったかもしれないし、

最後の電話だけは夢だったのかもしれない

10年以上も前の話だし

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でも・・・・現実なら・・・・

なぜ俺一人の時に現象が起きたのか・・・・

そして・・・・・・・・

・・・・・おもい・・・・って?

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