中編3
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存在しない村2

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続き

翌日に知人と友人は怖いながらも、車を取りに行かなくてはならないので昨日と同じ時刻に、同じ場所に行きました。

昨日入った道のところに、女の子は立っていたそうです。また、巫女服みたいなのを着て。

女の子は無言で、手招きをしてるのでついていきした。

友人はこの女の子のことが気になって仕方なかったみたいで、質問をしました。昨日と同様に基本は無視でしたが、ここはどこかという質問には答えました。

「いい加減にしろ!ここはどこなんだ。」

「ここは昨日言ったように、存在しない村。ここは日本だけど日本ではない。」

「はぁ?どういうことだよ」

「ここは国に見捨てられた。ここにダムを造ろうとした国に反対したら、日本から消された村。だから、日本の法律も通じないし何があってもうやむやになる。そして、ここの村人はよそから来たものを嫌う。だから、あなた方を見つけたら、殺してしまうでしょうね。でも、私がいれば大丈夫。」

ここで、知人たちは血の気が引いたそうです。

「ど、どうしてあなたがいれば大丈夫なんだよ。」

私はここの村の巫女だから、村人を誤魔化すことができる。」

この時、昨日歩いた以上の距離を歩いたのに車が見つからなかったそうです。

「おい!車がないじゃないか。どこへ行った?」

友人の声が裏返っていたそうです。

「ここにないとすると…。きっと村に持っていってしまったみたい。こっちへ来て、村に案内する。」

村ってやばんじゃ…と思ったそうですが、ついていってしまったそうです。

しばらく歩くと、明かりが見えてきました。村の中は田舎かと思いきや、かなり近代的だったそうです。村人の1人が女の子に話しかけていたそうですが、日本語ではなかったそうです。

かなり怖くなって、女の子に声をかけました。

「何を話してるんだ?」

「車がどこにあるのか聞いた。村の中心よ」

と言い、村の中に入って行きました。というか、村というよりは都心に近かったように思えたそうです。

shake

女の子のいう村の中心には、確かに車がありました。

でも、その車は何年も使われたような感じでボロボロだったので驚いたそうです。この車は友人の持ち物で、買ってまだ、半年だったそうなのでポカーンとしていたそうです。車には、友人の貼ったステッカーがありました。確実に友人の車です。

ここで女の子は、

「こめんなさい、やっぱりここはあなたたちといる場所とは違う。だから、時間がかなり経ってしまった。早く戻った方がいい。さぁ、車に乗って」

と言う。

知人たちはここで、大勢の村人に囲まれているのに気付き急いで車に乗って村の外へ出たそうです。

車で10分ほど走ると、元の道に戻り無事に帰れました。

もう一度、同じ場所に行きました。そこは普通の道で森や鬱蒼とした林はありませんでした。

普通、少し古い感じのする民家があったそうです。

ただ、その後に知人たちが行ったであろう場所ではダムを造ろうという話が最近になってて出来たらしいです。

もしかするとあの場所は、未来だったのかもしれません。そして、どうしてあの女の子は日本語を話したのでしょうか?なぜ、村人は日本語ではなかったのでしょうか。近い未来、日本語は一体どうなるのか…。

終わり

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これは幻想入りですな。巫女さんは博麗神社の・・

鹿児島弁か東北弁だからわからなかっただけだよ。

とても楽しめました
実話とは思えない位面白かった