短編2
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足音

これは今から十年以上前、私が中学生の頃の話です

私の実家は、二階建てで二階の両親の寝室でTVゲームをしていると、

階段の方か・・・

何かの足音が聞こえてきた

最初は誰か来たのかな?

と思って、ドアを開けて「親父〜〜?」と声を張ったが、し〜〜んと静かりかえった

やはり、誰もいない

なんとなく、恐怖を感じたので、ドアとドアの鍵を閉めた

すると、先程階段を上がりきった所から廊下に向けて、又先程の足音が

私の居る両親の寝室まで歩いてきた

ん?さっき確認した時真っ暗だったし、絶対に誰も居なかったよな?

と思ったとき、恐怖が増した

その足音は、部屋の前までくると、私の感覚では、ドアの前に向き直していると感じた

ゲームに集中できない

そうする内に、その足音は階段の方に戻っていった

今度は、私の居る部屋に来た時とは少し違って

「ドン!ドン!ドン!ドン!」

と、アピールするかの如く明らかに大きくなった

イメージとしては、地団駄を踏みながら歩くというべきか

そして、鳴り止んだ・・・と思いきや

再び、私の居る部屋まで「ドン!ドン!ドン!ドン!」と更に先程より、強い足音になった。

再び、Uターンをして階段の方へ行こうと「ドン!ドン!」と鳴った時

両親が買い物から帰ってくる車のエンジン音が聞こえてきた瞬間、

先程までにドンドン鳴っていた音がフッと消えた

た、助かった・・・

その後、両親に事の経緯を話し、後日私の話を信用してくれた両親が知り合いのツテで

ユタと呼ばれる方を呼んでくれたようだ

Concrete
コメント怖い
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沙羅さん

そうです、そうです。
そのユタさんは、家へ何をしに来たの??って感じで驚きました。
一応、兄貴のこども姪っ子や甥っ子に何かしらに影響が出ると言って、
関係のある?(多分)所に複数行ってお参り?みたいな事しましたよ~~
イタコの口寄せ?・・・なんて、貴重なものを・・・なんとなく羨ましいです。
が、恐山とかは行きたくは無いですね(笑)

返信

これ。。。ですね
先日、お話されていたヤツ。。

そのユタ様は何をしてくれたんでしょうねぇ?
相変わらずって。。(一 一;)
《見えすぎる人》が恐山に行ったときに、イタコの口寄せを見てきたらしいんですが。
いちいち降ろしてると疲れるのか、数回に付き1回程度しか、ちゃんと降ろしていないんだとか。
仕事なら、キッチリしてほしかったですね~

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