短編2
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輪廻

俺には昔から仲が良いおさ馴染みがいた。みうちゃんだ。みうちゃんとはよく幼稚園の帰りとかに玩具屋に連れってってもらっては遊んでた。とある日そのみうちゃんが交通事故で亡くなった。

俺は悲しみに暮れた。

だがそんな年月も過ぎるのがはやく10年が経ったある日、中学生の時に出来た友達と学校の帰りにボーリングに行く事になった。名前は翔だ。

翔はお調子者ですぐにカーブを投げたがる。

「まぁみとけって!」とボールを投げた。

見事にガーターだ。俺は思わず笑ってしまった。

とその時とてつもない耳鳴りにおそわれた。

異変に気付いた翔が「大丈夫か?今日は遅いしもう帰るか」と心配してくれたので今日はもう帰る事にした。

帰り際に見覚えのある道を通った。

俺はふと思った。ここはみうちゃんが事故ったとこだと。

昔はその場所に花束が敷き詰められていたがいまはごく普通の道。

「じゃあ俺あっちらだからまた明日な!」と翔は帰ろうとしたその時、横からきた車に激突された。

俺はあまりにも突然の出来事で声をなくした。

直ぐ様救急車を呼んだが手遅れだ。即死だった。

そして日にちが過ぎ葬式の日にお通夜に参加した。

親族は用事があるといい部屋を後にした。残ったのは俺1人と翔のなきがらだけだ。俺は無性にお手洗いに行きたくなり部屋を後にしようとした。が、翔のなきがらが桶からでてこっちを見てるような気がしたので振り返った。が、なにも起きてなかった。

俺はきっと疲れてるんだろうと思いお手洗いに行こうと前を見た瞬間だった。

翔がそこにいた。俺はあまりの出来事に息を呑んだ。「え?お前翔なのか!?」俺はビックリしたのと半面嬉しい気持ちと交差していた。

でもなにも答えない。俺は「お前がいない間すっごいさみかしかったぞ!」といい放つと翔がなぜか残念そうな顔をした。

翔がやっと口を開いた。

「私の事は忘れたのね。」

「許さないから」

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