短編2
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これから...

私が中学受験をおえて暫くしてからの事です。

私は夜中に1度目が覚めます

これ自体はよくある事なのでたいして驚くこともありません

しかし、この日は違いました

夜中に1度目が覚めたのですが、私の部屋は居間の光が差し込む造りになっています。

そのため、母が起きていると、光が差し込むので母が起きているか否か分かります

その日もまた例に同じく母が起きているのを居間の光で確認し、寝返りを打ちました

髪の長い人なら分かると思いますが、寝返りをうったあと髪がこうサラサラ〜と流れるのが聞こえると思います

しかし、寝返りをうったあともう一つ頭を置くような音と感触がファサァと...

あきらかに私の髪の音だけでないのです

ヤバい、ヤバイぞ。どうする私。どうするんだ!?これはまずい!!

身体を動かそうとするも全く動かず、母をよぼうと声を出そうとしても全く出ず。

いよいよパニックに

脳をフル活動する為、どんどん耳の神経が鋭くなり、奴がブツブツと何か呟いているのが聞こえるのですがそれどころではありません。

落ち着こうと必死な私は金縛りは確か頭が起きていて―云々と普段大して働かない頭をfull活動

しかし悲しきかな足の指は動くのでこの線はなし...

考えを放棄した為、奴が何か言っているのがだんだんと聞こえてきました

これから...

そう言い残して奴は消えてしまいました

やっと金縛りから解放され意識は遠のいてゆきました

しかし本当の恐怖はこれではありませんでした

次の日、昨夜のことを母に言うと驚きの言葉が返ってきました

「は?昨日?昨日はとっとと電気消してワンコしまって寝たけど?」

...はい?

じゃあ昨日私が見た光はなんだったのでしょう?

sound:2

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