中編3
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部屋

shake

夜中にふと目が覚めた。

辺りを見渡すと知らない部屋。

夢かと思い目を閉じた。

暫くしてまた目が覚めたんだ。

俺は最近寝不足で寝かしてほしかったんだ。だが、目は覚める。

仕方なく部屋をウロウロして少しでも眠くなるようにしようと思ったんだが、

部屋にも違和感を感じた。

俺の部屋じゃない。

俺は全身が冷たくなるのを感じた。

上着を着たくて辺りを見渡すが、

ドアもなにもない。

気づけば自分が寝ていた布団も無くなっていた。

この部屋にはなにもなかった。

電気もなにもかもが。

俺は暗い部屋にいる。

今暗い部屋にいる。

ここはどこだ?

俺の家ではないよな。

姉貴を呼ぶ。

だが、返事はない。

俺は焦っていた。

眠気が一気に覚めた。

寝てる場合じゃねえ。

なにもない筈だがなにかある気がする。

やべえ。

ここから出ねえと。

はやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく、、。

俺はもうなにを考えてるかわからなくなっていた。

深呼吸をしてみる。

大丈夫俺は大丈夫。

これは夢だ。

だが、ここにいたら、、。

俺は真っ直ぐに歩いた

shake

なにか硬いものに当たった。

手探りでそれがなにかを考える。

壁のようだ。

まだ少ししか歩いていない。

多分約50cm

左の方にも行ってみたが、

左は約55cmぐらいだ。

右も後ろも。

前と後ろの壁は50cm

左右は55cm

狭い。

まずここは俺の部屋じゃねえな。

どうやって抜け出そうか。

ドアもなにもない。

スマホはある。

だが電源が入らない。

なんだここは

頭を抱え込む。

shake

いつもより毛がサラサラしてやがる。

手をよく見ると手にも毛が生えていた。

よく考えたら目線が低いような気がするんだが、、

顔を触ってみたんだが、

どうやら毛が生えているようだ。

まるで動物のようだな。

鼻で笑う。

動物なら尻尾もあるんじゃねえか?

後ろに少し手を伸ばすと長いフサフサしたものにふれた。

耳、ヒゲ、尻尾、、。

なんか飼ってる猫の感触だな。

やべえ、、俺今

猫なのか

このまま、、猫、、

一生か、、。

まあ、猫人生も悪かねえかな?

飯、、臭えし不味そうだよな。

姉貴にすっげー抱きしめられてたし、、

苦しそうだったな、、。

姉貴か、、。

ぜってー抱きしめられたくねえ。

やめろ。

はやく夢からさめろや。

おい。

sound:30

思えば、、俺猫虐めてたな。

そうだな。

猫が俺に猫の気持ちをつたえようとしたんだな。

なあ猫

俺姉貴に抱きしめられたくねえよ

なあ猫

俺姉貴に抱きしめられるくらいなら死にてえよ。

なあ猫

俺謝らねえからな。

俺は動物が嫌いなんだ。

お前にはいいとこなんてない。

俺にもお前にとっちゃーいいとこなんてねえだろうよ。

だが、こんな仕打ちはやめとけよ。

俺、、目覚めたらお前のこともっと虐めてやる。

覚悟しとけ猫野郎。

shake

目覚めたら俺の部屋があった。

いつも通りの。

腕に重みがあった。

猫、、。

お前のせいで変な夢見たじゃねえか。

気持ちよさげに寝やがって。

俺は文句をいいたかったが、

またあの夢を見るのは勘弁だから

とりあえず謝っといた。

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ゆさん
面白いコメントありがとうございます
閉所恐怖症、、初めて聞いたな、、。
治るといいっすね。
俺は自作恐怖症ですかね。面白くなさすぎ。
ひかきんさん
才能ないっすよ。
面倒くさそうだからやめとくよ。

いや、面白かったですよ。
最後はどうなるのかな?って思ったけど、戻れて良かった。
私、閉所恐怖症だから(笑)