中編4
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ラブホテルの赤い部屋

これはだいぶ昔の話です。

家出してぷらぷら遊んでた頃の話。

その日は彼氏の涼とホテルにお泊まり。

よく行くホテルの二階。

はじめて入る部屋は壁から

カーテンから全て赤い部屋でした。

私.すごいねー、真っ赤やん

涼.興奮するねぇーww

私,あほやんww

真っ赤な部屋に興奮する涼が

可愛くてギューってくっついて

そのままお風呂に。

あがってのんびりタバコ吸って

ベッドin。

テレビも消して暗くして

いちゃいちゃチュッチュ

涼がどんどん上から下にもぐってく。

涼,やばいもう無理。入れてもいい?

私,うん。えっ、、、ちょっと待って

shake

ゴゴゴゴゴ

涼,どした?

私,しっ!なんの音?

涼,なんのって?

重い石をゆっくり引きずるような音がテーブルから聞こえてくるんです。

私,ゴゴゴってずっと

涼,え?

ズガガっゴトッ

shake

涼,えっ!?

私,何何何何!

涼,電気電気!

固い何かが落ちるような音にやっと涼も気付き慌てて電気を付けたんです。

すると大理石のテーブルの上にあったはずのクリスタルの重い灰皿がテーブルとソファの間に落ちていました。

私,・・・こんなん、ありえへんよな

涼,おぅ。

私,ゴゴゴゴゴってテーブルの上を

移動してた音だったの?

涼,・・・やってみっか?

涼が灰皿を拾ってテーブルの上を滑らせてみる。

ゴゴゴゴゴっ

私,この音、、、

そのまま涼がテーブルの角まで押して落としてみた

ズガガっゴトッ

涼,おいおい。

私,さっきと…

怖くなった私は涼の手をぎゅっと握りました。

涼,まっ、まぁなんかわからんけど

大丈夫だろっ‼︎すごい力の

ゴキブリでもいたんじゃね?

とりあえずテレビでもみっか!

そういうと涼はテレビを付けてベッドに手を引いて布団をかけてくれました。

それから2人ともなにもその事には触れず寄り添ってテレビをみてました。

多分涼は怖がった私を気遣ってくれたんだと思います。

それからテレビ見ながら話したりじゃれ合ったりしてるうちにまたいちゃいちゃしたりキスしたりエッチなムードに…。

涼に身体を起こされ涼のお腹に

座らされたその時、

金縛り。

身体が動かない。

涼,こっちこいよ

涼の言葉に応える事さえできない。

涼,なぁ?どした?

声が出ない。

自分の身体じゃないかのように全く動かない。

かとおもったら突然身体が動き出し販売式の冷蔵庫を開け次々にボタンを押して行く私。

涼,おいっどしたんだよ突然

涼が起き上がり必死に声をかけてくる

次はタオルを全部引きずり出していく

涼が私のうでを掴み

涼,なにやってんだよ!

しっかりしろよ!

私はコーラを手に取り涼に差し出し

私,おひとつどうぞ。

涼,おまえ、、、だれだよ。

涼のその一言で身体が軽くなり

私,あれ。なんか身体が勝手に、、

涼,…すみれ?

私,なんかよくわかんないけどなんやったんやろ。

涼,もう寝ようか。

私,うん。

涼は私が出しまくった中から瓶のミネラルウォーターを手に取り半分くらい飲んでベッドライトの横に置き私達は灯りをつけたまま就寝。

これは夢なのか現実なのかわかりませんがふと見ると寝てる涼の横に女が立っていました。

涼が飲んでいたミネラルウォーターを持って。

それから寝てしまったのか夢だったのか涼に突然叩き起こされ

涼,これ…おまえか?

そう言って指差す先には脱ぎ捨ててある涼のデニム。

その上に粉々になった瓶。

私,ええええええ、なにこれ。

涼,おきたらこうなってた。あれみてみ。

涼の視線の先には入り口手前のドア。

そのドアのど真ん中の下に割れた瓶の3分の一の底が。

見てみると割れたはずの瓶の上部分は切り取ったようにまっすぐコップのように綺麗に割れていました。

瓶が置いてあった棚は80センチくらい。

そこからデニムの上に瓶が落ちて粉々になるわけがないんです。

そしてデニムは全然濡れてない。

残った水は?なんで瓶の底がドア前に?

謎だらけな出来事ひ涼が突然フロントに電話。

事情を話すとスタッフが入り口まで来てくれました。

この部屋で事件などはなく今までこのようなこともなかったらしいです。

一応スタッフさんが部屋に不審人物がいないか危険がないかベッドの下などもみてくれましたがなにも見つからず結局朝から五時半でしたが出ることに。

ベッドの上に残した物を集めて涼とは反対側からベッドを降りると足元がびしょ濡れでした。

結局なにかわかりませんでしたがもしかしたら残りのミネラルウォーターかなとおもいます。

そう考えると瓶の水を私の横に捨て涼の横で割りドア前に底を置いた。

それだけ部屋をウロウロしてるのに、瓶が割れる時に音がしてるはずなのになんで気付かなかったのか何故瓶はあんなに綺麗な切り口になってたのか。

今考えても不思議なことだらけです。

結局すぐに出て車へ。

私,なんやったんやろね。なんか変なことばっかりやったけどそんなにこわくなかったなー。

涼,オレはだいぶ怖かった。だってジュース渡してきたおまえの顔おまえじゃなかった。目が一つしかなくて鼻と口がくっ付いてたように見えた。んで口元だけわらってた。

あの赤い部屋はなんだったのでしょうか?

涼が見た私はだれだったんでしょうか。

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