中編4
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栗おこわ

もち米、出し汁、銀杏、鶏肉

生の栗。

二時間前にもち米は水没させた。

出し汁には味付けを施した。

視界の端で行儀良く並んでいるのは、下茹でされた薄切りの鶏と、水気を切ったパック入りの水煮銀杏。

栗は、全ての準備を終えてから用意をする。そうしないと、どんどん味が落ちるからだ。

「栗を剥き始めたら、絶対に手を止めちゃ駄目よ。剥いた端から美味しさが逃げて行くんだから。」

昔、まだ元気だった頃、母は何時もそう言っていた。

学校では塩水や重曹水で灰汁を取ってからおこわに入れたことを話したら、口答えをしたと言って酷く怒られたのを、今でもよく覚えている。

「私だからちゃんと叱ってあげてるの。お嫁に行ってそんな生意気な口利いたら、追い出されちゃうんだから。」

私には、此れぐらいで追い出される家に固執する理由がどうしても分からなかった。だが、また口答えをしてはならないと思い、慌てて口をつぐんだのだ。

ストン、ストン、と皮に切れ目を入れながら、私は母の寝ている寝室の方を見詰めた。

様々な病気を患い、何度も死に掛け、其の過程で私だけを綺麗に忘れた母。

彼女の為に、今日、私は栗おこわを作るのだ。

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栗に熱湯を掛けながら思い出す。

小さい頃から、私に与えられる言葉は《不器用》ではなくて《不器量》だった。

「あんたは不器量だから、此れくらいキチンと出来なくちゃ嫁の貰い手が出てこないの。」

私には、そんな言葉と共に、たくさんの《お手伝い》が毎日のように課せられていた。

春はお花見のお弁当作り。酔った父に不味い不味いと言われ、悲しかった。

夏はお使い。炎天下で陽炎の立っている道路の上で、重たい醤油瓶や米を運んだ。辛かった。

冬は雪掻き。悴んだ指は霜焼けやあかぎれになり、痛かった。

二つ下の妹は、そんなこと、やらされたことも言われたことも無いらしい。そういうところを見たことが無かったし、なにより、本人がそう言っていたのだ。

きっと此れも、器量が関係していたのだろう。

テストで悪い点を取って泣いている妹。彼女に掛けた母の言葉が耳に甦る。

「大丈夫よ。ちょっと悪い点を取ったからって何だっていうの。あんたは器量良しなんだから。ほら、もう泣かないの。可愛い顔が台無しよ。」

隣の、妹より良い点数の私は、無視された。

私は器量が悪いから。其の言葉は、今でも鍋の焦げ付きのように、脳内にこびり付いている。

ふと顔を下に向けた。ボウルの中の栗達は、十分温まったようだ。

熱湯に浸された栗の皮を、切れ目に爪を立てて一気に剥がす。

二十年前も、こうして私は栗の皮を剥いていた。

一年の中で、一番楽で、最も嫌なお手伝いだった。

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栗おこわは、父の好物だった。だから、秋になると、母は何度も栗おこわを作った。

他の下準備は自分でこなし、一番面倒な栗の皮剥きを私に押し付けて。其れで、食卓に出す時は必ず「美菜子が剥きましたから、栗、少し崩れちゃってますけど。」と言い添えるのだ。

そうすると父は、何時も何時も「そうか、次は頑張れよ。」というのだ。

栗の身に包丁を入れないで皮を剥くのは、とっても難しいのに。同じ学校に、私以外に出来る子がいないぐらい難しいのに。そんなこと知らないで。

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どんどん鬼皮を剥いていると、背後から物音が聞こえた。母が起きたのだろう。

愛情を掛けて育てた妹に捨てられて、私を頼って来た母。私にしたことも忘れているくせに。

最近では痴呆症の予兆も始まり出している。

ガシャン、ドスッ、と凄い音だ。また何か癇癪を起こしたか、はたまた、持病である心臓病の発作でのたうち回っているのか。

そういえば、昼の薬を飲んだか確認しなかった。

確か薬は戸棚の上に置いておいた筈だ。あの高さでは、起き上がることもやっとの母には、とても取れまい。

振り返ろうとして、手を止める。

耳の奥から、母の声が滲み出たからだ。

「絶対に手を止めちゃ駄目よ。」

幼い頃何度も言われた言葉だ。私はもう一度前を向き直し、包丁を握った。

友達のお誕生日会に呼ばれていても、風邪を引いて熱を出していても守らされたのだ。今日だって例外ではないだろう。

・・・・・・残る栗は、あともう少し。

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柔らかい出汁の香りと、仄かに甘い栗の香りが部屋中に立ち込めている。ガスに掛けた土鍋の蓋を取ると、鮮やかな黄色が目に飛び込んで来た。

杓文字で底から掬い上げるようにして一混ぜ。

ふわりと鼻を擽る香ばしい匂い。お焦げの案配も丁度良い。

ホッと溜め息を吐き、また蓋を被せた。食べるのは後で。今は他にすべきことがある。

私は台所から出て、母の寝室へと向かった。

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散らかされた机の上。下の段が全て開けられたタンス。すっかりぐちゃぐちゃの室内。

其の中央で、母は胎児のように小さくなって転がっていた。

体を布団で掛け布団で覆っている。寒くて、くるまりながら動いていたのだろう。

ぽかりと開けられた口許から、よだれが垂れていた。手をかざしても空気は当たって来ない。

こんなに静かな母を見たのは、初めてな気がした。

立ち上がり、上から母を見下ろす。

煮しめたような色の布団に包まれた、クルリと丸まった姿。栗みたいだと思った。

私はしゃがみ、そっと、母の耳に口を寄せた。

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「お母さん。私、栗おこわ、上手に出来たよ。」

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紺野さん

事故の件は全て保険会社に任せてるので、私のほうは大丈夫です(*´ω`*)

おばあ様の件は、解決したんですね。何よりです(*´ω`*)

私のほうは、祖母は亡くなってるから、まあ置いといて・・・父親との事が、段々と拗れてきてますわ╭( -ㅂ-)╮

日付的に昨日やね。また『他人が人の家に来て勝手にテレビ観てる』と無意識な状態で言われましたわ。

本人は『言ってない』の一点張りで・・・呆けてるのをいいことに、無意識で言い逃げされてる感じで疲れますわ。

本心は『このボケた父親と関わりたくねぇ~』って思うけど、今まで育ててもらった恩義もあるわけで、死ぬまで関わるしかないと諦めてます。

mamiさんへ
コメントありがとうございます。

怖くなんてないですよ。
確認したら本当に沢山届いていて驚きました。すっかり忘れてしまっていたので、教えて貰えて有り難かったです!

お心遣感謝致します。
只今テスト前なので、終わったら全部に返事を書こうと思います。コメントに返事を書く作業は大好きなので、今から楽しみです。
此のコメントへの返事ももっと書きたいのですが、時間が時間ですし、そろそろ勉強に戻らなくてはなりません。其れでは、宜しければまたお付き合いください。

紫音さんへ
コメントありがとうございます。

其れなら良かったです。ホッとしました!
でも、やっぱり無理は出来るだけなさらないでくださいね。色々と立て込んでいらっしゃる様子ですし・・・。どうぞお疲れの出ませんように。

祖母の件、新しい話を書いている間に無事解決致しました。皆様に不要な心配を掛けてしまって申し訳御座いません。・・・って、少し自惚れ過ぎでしょうか。
テスト前なので此処ではあまり書けませんが、テスト後にキチンと書く積もりです。宜しければ、お付き合いください。

沙羅さんへ
コメントありがとうございます。二件纏めて御返事をさせていただきます。

祖母の件では大変御世話になりました。沙羅さんを含む皆様の御協力や暖かい御言葉のお陰で、無事解決となりました。
本当に有り難う御座いました。

先ずは、テスト前につき、長いコメントは控えさせていただきます非礼を心よりお詫び申し上げます。
何があったのかは後々に本編の一部として書きたいと思っております。支えてくださっていた皆様にも是非お付き合い願いたく存じます。

鏡水花さんへ
コメントありがとうございます。

新しい話を書き終えて戻ってみたらコメントが沢山来ていて驚きました。

祖母の件につきましては無事解決致しました。
貴重なご意見及びアドバイスの数々、本当に有り難う御座いました。

中間テスト前につき、コメントが短めになってしまう非礼をお許しください。
テストが終わりましたら、また改めて事の顛末をお話し致します。

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紺野さん

怪我はたいしたことはないのよ。

単なる頚椎捻挫=むちうちってやつです。

自分の体のほうはもう治ったけど、車のほうは、加害者及び加害者の保険屋&弁護士がクソ過ぎて、なかなか連絡が来ず、こっちの保険屋が取り敢えず立て替えて、後から請求するって事で、只今優しい修理屋さんに入院中ですわ。

うちの亡き祖母は、子どもを生んだ経験がなく、叔父や叔母が小さい時は継子虐めをされていたらしいです。

亡き祖父は、祖母が多少頭がお弱い人だとわかっていても、スタイルだけはよくて、そこに惚れ込んでいたエロ爺だったようで・・・全く恥ずかしいかぎりですわ╭( -ㅂ-)╮ハァ…

祖母が何故、私と母を嫌っていたか、本当のところはわからないけど、最後の頃はその嫌いな人間に介護されていたから、きっと屈辱だったでしょうね。

祖母も祖母やけど、うちは実の父親にも生まれた時に『なんだ女か・・・チッ』と言われたんです―(T_T)→

言っていい事じゃあないですよね・・・

追伸です(^^)

【自分を嫌い】になるのは、実は一番楽だったりするんですよ~
紺野さんの言う【傲慢】って、ホントの意味で多分違うと思う~
【傲慢な人】は、そこ気付きませんからね(o^-^o)

だから、楽な【自分を嫌いになる】そんな道を歩まないよう私は願います♪

今の『溜め込んできた恨みや憎しみ』は、何故か昇華されるものです。
不思議な事に、なーぜーか、昇華されてしまう。

3年前、有り得ない程憎んできた父が死んだ時。
生きている間は、<コイツが死んだら小躍りするわ>と思っていたのですが。
若い時から、そう思っていたのですが・・・

亡くなってすぐは、全く悲しくなかったんです。涙の一粒も出ず。(ホッとしてた部分もあります)
だけど、しばらくしたら、、、涙が止まらなくなってました。

最期のマトモな会話が「今度、いつ来れるか?」との父の問いに
乱暴ながらも「近いうち来るから、待っとけ」と返し・・。
それだけが、本当にそれだけがマトモな会話で。

いつもなら、「二度とウチの敷居を跨ぐな」と言われては「あ~こんな家誰が来るかっ!」の
お決まりの台詞で帰途についていたのに。
最期の会話が罵倒しあう会話じゃなかった事に自分が救わた涙でした。

ソコに気付いてからは、父との思い出探しの記憶の旅を始め、昇華されていきました。
親として言ってはいけない言葉の連発でしたが、それでも良い所はそれなりに見つけました。
植え付けられたトラウマは、一生掛かっても消えはしない。
ですが、そこに縛り付けられないように、これから先をどう生きていこうかと手探りの日々。

幸いな事に、紺野さんを慕ってくる友人方も多くいらっしゃる様子。
ありのままの自分を受け入れてくれる人もたくさんいることが救いですね(^^
嫌いなモンは嫌い。それで良いと思うんです。
無理なモンは無理。それで良いとね(^^
作り物の<自分>なんかポイしちゃいましょう!

だって、ここには紺野さんを心待ちにしてる人達がたくさん居るんですから(^^)

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ネタバレ注意

ロビンM子さんへ
コメントありがとうございます。

親戚から大量に栗が送られてきて・・・。毎日処理に追われていたらなんか一時的に栗が憎くなったんです。鬼皮は硬いし、渋皮はしつこいし、実はたまに虫が出るし、マロングラッセは作った端から母が食べてしまうし。

おおおおお(笑)
其れはまた、想像してみると僕の考えてた主人公の数倍恐ろしいですね。
最後のカットでオカリナさんの顔面アップが満面の笑みで「栗おこわ、上手に出来たよ。」とか。

鏡水花さんへ
コメントありがとうございます。

善人であろうと生きてきました。誰かを憎まないでいようとも思っていました。けど、時と場合に依っては素直に嫌いでいた方が良いみたいです。無論、暴力的な手段に出る積もりはありませんが。
僕は何処までも祖母が嫌いだし、歩み寄る気も無いです。辛くても構いません。
此処で口当たりの良い嘘を吐いて《此れからは自分に素直になって和解を目指します》等と書くのは簡単ですが、ネット上でまでそんな心にも無いことを書きたくないんです。

祖母の良い所、好きな所、ですか・・・。
其れが出来たら其れこそ僕は聖人君子にでも成れるのかなと思います。記憶の限り嫌なことしか詰まってませんから。勘弁してください。僕だってこんな自分が大嫌いです。

やあ紺野先生、秋に旬の味覚を取り入れてくるとはさすがですね、ロビンミッシェル子です。
実際に隣りの家でも起こりそうな恐怖、堪能しました。
もしこの怪談のドラマ化をお考えなら、主人公は今をときめく、おかずクラブの「オカリナさん」が打ってつけかと…ひひ…

とても静かな、静かな…復讐…

紫苑さん、mamiさん、沙羅っち…
皆さんのご意見に大賛成です。

人によって持つ物差しは違いますが、子供達が小さな頃から言っていた言葉が有ります。

自分が言われて傷付く言葉は人に言わない。
自分がされて嫌な事は人にしない。

強さは力ではなく、優しさの中に有るものだと思います。

男の子だから喧嘩は仕方ない。
けれど、物を使ったり、血が出る喧嘩はいけない。

自分が痛みを知らなければ、誰かへ与える痛みの加減も分からないですから。

親も子も…
血の繋がりからの諍いも有るのは仕方ないけれど、言ってはいけない言葉が有りますよね。

紺野さんのお祖母さん、悪気がなく言った言葉かも知れないけれど…

言った方は忘れても、言われた方は忘れたくても忘れられないシコリになっていますから(T_T)

優しく出来なくても良い。

ただ、後々後悔する事のない様に、お祖母さんの良いところ、好きなところを探して、紺野さん自身を楽にさせてあげて欲しいなぁと…(;ω;)

沙羅さんへ
コメントありがとうございます。

こんばんは。

其れを考えられないから言っちゃうんでしょうね。若しくは、自分はそんな悪口を言われるような人間ではないと思い込んでいる。傲慢なことです。
・・・と言いつつ、僕も気付かぬ内に誰かを傷付けながら生きているのだとは思いますが。
けれど、意識することで変わる面が有るのも確かです。

祖母が死んだら少しは何か変わるんでしょうかね。今まで溜め込んできた恨みや憎しみは何処に行くんでしょうか。一応、人の死なので、楽しみとは言い難いですが。でも、全部終わったら、もっと優しい人間になれたらいいと思います。
ごめんなさい。文脈がぐちゃぐちゃですね。

オリジナルは何故か女性の方が書きやすいですね。
男性にすると、どうしても何処か自分と重ねてしまって、其処から離そうとして、最終的に何だか可笑しなキャラクターになってしまうんです。

mamiさんへ
コメントありがとうございます。

mamiさんなら大丈夫ですよ。完璧な母親なんて、そう存在しない訳ですし、あまり気負い過ぎても疲れてしまいますよ。
《親の心子知らず》《子の心親知らず》とはよく言いますが、強ち、そうでもないんですよ。分かりづらくても、愛情というものは案外伝わっている物です。きっとお子さん達も、mamiさんの気持ちを分かってくれていますよ。

なんて、其れこそ若造の僕が言って良い台詞ではありませんね。なんかインチキ宗教みたいな感じになってしまいました(笑)

こういった話は、男性だと華やかさに欠けると言いますか・・・・・・。老人介護=女性というのも蔑視的かと思ったのですが、やっぱりオリジナルの時ぐらい女性を書きたかったんです。

紫音さんへ
コメントありがとうございます。

お久し振りです。
交通事故ということは、何かお怪我をされたのですか?
こうしてコメントしてくださっているということは、もう御加減は宜しいのでしょうか。どうぞご無理をなさらず、十分に御養生に励まれ、一日も早く全快されますようお祈り申し上げます。

あー其れ僕も言われました。《母親似》ってのが鍵なのかもしれませんね。

決して擁護しているのではありませんが、血の繋がりという安心感が無い分、紫音さんやお母様にお父様を取られてしまうような気になったのかも知れませんね。まあ、理由がどうであれ許されることではないと思いますが。

お優しい言葉、有り難う御座います。けれど、ごめんなさい。今更自分の気持ちを伝えて歩み寄りなどしたくは無いんです。和解なんて以ての他。
・・・性格の悪さは、確かに母譲りかも知れません(笑)

おはよございます(^^

縁故関係にあろうと無かろうと、<同じこと>言われたら、自分は悲しくならないのか?
『悔しい!』と思って頑張る人、『そうなんだね』と受け止めてしまい心折れる人。
頑張って報われるなら、それは良いかもしれない。成長だから。
けど、心折れる人のほうが沢山いると思う。だって頑張りようの無い部分を言われたら・・

人の<良い>処を探してでも見つけよう。とか無いんですかね・・
誰かを侮蔑し、足蹴にすることでしか自分をよりよく見せられないような人なんぞ
こちらから願い下げ。

そして、紫音さん・mamiさんと同意見です!
良い孫なんてならなくていいし! 女性目線の話も好物ですしっ!!(*^^*)

本当ですね…。私もお世辞にも良い母親でなく、いつか、娘たちに捨てられるのだろうか…と日々思っているもので…
はっ、すみません。紺野さんのお話はいつも癒やし(もちろん、怖いのですが、登場人物の隅々が優しくて…)なもので、つい若い紺野さんにこんな事を…

紺野さんの女性目線のお話も好きです。
またお待ち申し上げます。

お久し振りです(`・ω・´)ゞ

交通事故(被害者)にあい、色々とゴタゴタした為に、なかなか怖話にも来れませんでした。

数日前にめっちゃ久し振りにインしてみました。

私も祖母に1mくらいの高さの縁側から突き落とされたり、『お母さんに似て酷い女だ(顔と性格らしい)』と言われて育ちました。

祖母は亡き祖父の後妻で、私たち家族とは血縁関係は無い人でした。

私の場合は血縁関係の無い人に言われていた事だけど、紺野さんは血縁関係のある人からですもんね・・・

あまり無理していい孫しなくてもいいんですよ。

少しくらい文句言ってもいいと思います。