長編10
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コワイ映画の後に

あれは・・・・

『フロントガラス』の頃だから。

だいぶ前ですね。かれこれ10年位遡る話です。

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現在アイコンに使ってる画像、これ<リング2>のハリウッドバージョンを観に行った時の物です。

コレを撮影した日に、起きた出来事です。

いつものように前置き長いです。ご了承下さい。

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前出の話の中で私をからかった兄ちゃんが出てきますが、TAKAと言います。

TAKAとは当時、既に10数年以上の付き合いがあり、彼の結婚を機に少し疎遠になり。

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夫婦関係が破綻しそうな頃に、TAKAの職場で臨時的に職員が欲しいとの話で勤め出したわけです。

勿論、夫婦仲が上手く行ってない事に関して相談も受けていました。

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<妻の浮気>が原因の・・・

それは、TAKA自身ではどうしようもない事なので、話を聞いてやるくらいしか出来なかった。

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職場内では別の課に妻が居るので、下手なこと話せない。

専ら、人目につかない場所で会って話すとか、電話で話すのがパターンでした。

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TAKAは、スレンダーで美人な妻を誰よりも愛し、プロポーズもヘリをチャーターして夜景をバックに指輪を渡すほど。

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「彼女が出来たから、またね(*^^*)」と友人関係さえ終わろうとしていたのが、憔悴しきった顔で再会することになるとは思わなかった。

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突然、呼び出され事の次第を聞かされ。

TAKAが泣くなんて。と驚きは隠せなかったものの、公然と浮気を繰り返す妻にも腹が立っていた。

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そしてある朝。

「妻が、今日出て行くかもしれない。沙羅っち、様子見ててくれない?」

そんなお願いをされた。

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彼の家の前にある公園脇に車を寄せて見ていた。

少し離れた場所に、私の友人も車を停めていた。

友人と私で<妻>のやっていることを見つめる。

部屋から食器棚やベッド等、大きな荷物が運び出されていく。

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ソファーにダイニングテーブルセット。

あらゆる物がトラック2台に詰め込まれていく。

携帯を取り出してTAKAへコール。

「あのさ。ほぼ家具の類は無くなるぞ」

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TAKAは携帯の向こうからパチンコの音を響かせながらも、肩を落としたのがよく判る。

「・・・そっか。。」

そしてどこか腹を括ったかのように言った。

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「悪いんだけど、沙羅っちとエリちゃんで追尾頼めない?」

どこへ引っ越そうとしているのか知りたいのだそうだ。

知らない方がいいと思うよ。と言ってはみたが、TAKAは頑なに「知りたい」と言う。

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同じ職場に居るんだから、いずれ分かると思うけど?

・・いや。きっと実家で登録すると思うから。

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それで、<妻>を尾行した。

私の友人エリと二人で・・。

新しいアパートの、どの部屋なのかまで判断できた処で連絡を入れる。

TAKAには『付きまとったり嫌がらせしないよう』散々言い聞かせた。

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何もない部屋に帰りたくないな~というTAKAが心配になり、帰宅時間に合わせてアパート前でエールを送った。

「耐えられなかったら、ウチにおいで」と。

力なく階段を上がり、玄関から中に消えたTAKA。

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数秒後。

「うあぁぁぁぁぁああ~~~」と絶叫。

悲しみの果ての絶叫を聞いた気分だった。

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数十分後、TAKAがフラフラと部屋から出てきた。

「家中の何もかもが無くなってる。キッチンに空き缶が散らばってて・・流しにフォーク1本と寝室にタオルケット1枚だけ残ってる」

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・・そこまで持ち出していたのか・・

「ね。今日はウチに泊まれば?パパにも話してあるから大丈夫だよ?」

そんな提案をしたが、今夜は1人になりたい。と言うので私は帰宅した。

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離婚が成立するまでの間、私とエリは随分とTAKAに付き合った。

喫茶店で話し合いするとなれば、あらかじめTAKAと席を決めておいて先乗りしてる。

二人の話し合いに、耳を澄ませる。

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妻からの一方的な絶縁希望だった。

長引く話し合いの回数。

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そして、TAKAのアシスタント的な職員が出産・育児休暇を取ったのが致命的なダメージをTAKAに与えた。

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年功序列の、その職場で偉い人は、ただお茶を飲みながら雑談に明け暮れ、若手に全ての業務が回ってくる。

当時、TAKAも若手の類だったので負担が物凄いのだ。

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夫婦仲だけでなく、職場の愚痴も聞いていたので『アシスタントやってー』との誘いに乗ることになった。

少しでも彼の負担を減らしてやりたかった。

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窓口応対はしなくていい。との約束だったが、一番窓口に近い席なので必然、窓口応対もする。

電話も職員に取り次ぐだけで良かった筈が、いつの間にか対応しなくてはいけなくなった。

別に苦では無かったけれど、忙しいったら。

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そして、『その日』がやってきた。

いつも仕事助けてもらってるお礼にリング-2を観に行こう!と。

それでTAKAと観に行った。断る理由もないし。

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フロアには、大きなディスプレイが設置してありワクワクする。

井戸の形をした立体的な立て看。

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裏から回り込むと、井戸の中に入れる。

TAKAは怖いのが大の苦手だ。

私は、からかうために井戸へと入る。

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切ったばかりで、そうも長くはないが、一般的には長い髪を井戸から出してみる。

「TAKA~(^^画像取って~」

「沙羅っち!コワイからやめてよっ!」

「いいじゃん!早くぅ♪」

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数枚の画像を携帯で撮ってもらう。

TAKAの後から、その様子を撮ってる人もいた。

(・・自分達で撮れば良いのに)は、この際言わずにおく。

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画像をTAKAの携帯に送りつけ、酷く怯える様子を楽しく見ていた。

「これ、コワイから消していい?(TдT)」

「ん?ダメ(^^」

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そして映画を楽しみ、昼食を採って帰宅。

その夜。。。。

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深夜1時を回った頃だったろうか。

TAKAからの着信があった。

寝ぼけながら電話に出ると緊迫した様子が伝わってくる。

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「沙羅!今から来れる?部屋に誰かいるんだ!いや。居ないんだけど!来てっ!早く!」

なんだか、こちらまで緊張するような声なので、とにかく行ってみることにした。

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彼のアパートへ到着すると・・

階段を登りきった踊り場に煙草を咥えた物憂げなTAKAが居た。

片腕で自分を抱きしめるようにしてる。

震えてるのか???

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私の姿を見つけると、コソっと手招きをする。

「・・どしたの?何がいるって?」

「判んないんだけど、誰かがいるみたいなんだ」

「虫だったらお断りだよ?」

「違うよっ!!」

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とにかく、階段から降りて外の公園のベンチで話を聞いた。

部屋でタオルケットにくるまって寝てたら、急に寒くなって目が覚めた。

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なんか、冷房かけてるみたいに寒いんだよ。

でさ~。何となく時計をみようとして壁を見上げたらさ・・・・・。

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・・言葉に詰まるTAKA・・

TAKAの姿が外灯の淡い光の中でもハッキリ判るほど震えてる。

全身貧乏ゆすりのように。。

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先を促すと。。

・・壁に変な影が映ってたんだ。

最初は、カーテンの隙間から差し込む明かりで木が揺れてるんだと思った。

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けど・・そんなに風なんて吹いてないし。

おかしいなって思ってたら目が離せなくなってね。

どんどん勢いよく揺れだすからホント怖くなっちゃって。

それで電話したんだ。

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一緒に部屋、見てくれないかな?

話を聞いた私は、すっごくイヤだった。

が、解決しなきゃ部屋に入れない。

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それで、一緒に真っ暗な部屋へ入ってみた。

夏の終わりではあったけれど、異常に寒い。

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ひそひそと「エアコン、入ってないよね?」

と聞くが、やはり空調はいじってないらしい。

それにしては、全身に鳥肌が立つほど寒い。

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TAKAが寝ていたという部屋の入り口で、『ここだよ』と指をさされる。

静かに引き戸を開けると、また一層冷たい空気が足元から流れてくる。

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月の明かりと、公園の外灯以外の明かりが入ってこない。

だが、暗くてもそれなりに部屋の様子が見える。

TAKAは部屋へは入らず『こっちの壁見て』とまた指をさす。

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押入れ脇の白い壁に・・映っていた。

ロータイプのキャビネットの上に正座してる高さ。

床からおよそ70センチ位の高さにソレが揺れていた。

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少し長めの髪を前後に激しく振り、何かを抱いている。

・・赤ちゃん?いや・・もっと大きい。

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クタリと力が抜けているような人の手が垂れている。

その人形のような物を膝に乗せて抱いているようだ。

そして、抱いてる方は、激しいヘッドバンキング。

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・・・コレ、どっかで見たような影・・・

でも、すっごくイヤな感じしかしない。

私は、ゆっくり後ずさり部屋を出る。

気付かれないように、そっと。

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TAKAは固唾を呑んで私を見ていた。

私が『早く外へ行け』との意味を込めてシッシッとやると外へ出た。

玄関から外へ出ると、少しモワリとした空気があった。

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室内とは雲泥の気温差だった。

無言でTAKAの腕を引っ張り車に押し込む。

「沙羅!?なに?なに?」

後で説明する。とだけ言って自宅へと向かう。

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さっきのTAKAからの電話で目が覚めたであろう夫も起きている。

ウチで熱いコーヒーを出しながら見たものを話す。

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TAKAは、やはり同じものを見たらしい。

夫は、途中まで話を聞いて寝てしまった。

「TAKAさん。今日、ウチに泊まりなよ?」

そう言い残して。

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あの姿、、どっかで見たような気がするんだよねぇ

私は記憶を手繰り寄せる。

そして唐突に思い出した。

『呪怨』シリーズの中に、アレと似たものがあった筈だ。

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障子戸に映る影。ものすごく似てる。

バッサバッサと髪を振り乱してる女性の姿。

狂気に満ち満ちた姿。

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今日見てきた映画とは関係がない。

が・・

映画館で拾ってきたのかもしれない。

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私は、すぐに水晶の浄化を始める。

TAKA?少し横になってなよ?準備出来たら起こすから。

カリフォルニアの山の一角を買い取った友人が居る。

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ワイルドホワイトセージの生えている一角を買ったんだそうだ。

そして、都合よく数日前に収穫してきたと言ってお裾分けを貰っていた。

その乾燥させたセージの束と、浄化の済んだ水晶を準備する。

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準備に小1時間掛かっただろうか。

時刻は既に3時になろうとしていた。

・・リミット近いな・・

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TAKAに声を掛け、安心したような顔で眠りに落ちた彼のポケットから鍵を拝借。

起こさないよう気をつけながら、TAKAアパートへ向かう。

心臓は、外から見ても判りそうなほどバクバクしてる。

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体中が、部屋へ行くことを拒否しようとしてる。

だけど・・・

何故か解らないのだけれど、勝てる気がしていた。

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ガチャリ。。重い音を立てて鍵が開いた。

そっと玄関を開けると、さっきより冷たい。

・・・・・。

玄関を一度閉めて、外でセージの束に火をつける。

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全体に火が回り、モクモクと煙を上げる束を持って再度進入。

松明を持って入ったような感じだった。

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玄関からキッチン。浴室・トイレ。

他の部屋も煙で満たし、最後に例の部屋。

そっと部屋を覗くと、まだ激しく揺れていた。

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部屋に滑り込み、束をグルグルと回して部屋中に煙を蔓延させようとしたら急に煙が途絶えた。

どうやら種火が消えたようだ。

こんな中途半端なトコで!

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再度ライターを取り出すも虚しく、火が点かない。

少し焦りながら、水晶を影の傍に乱雑に投げる。

もう1本・・・。

予備に持ってきた束に火を点ける。

今度は水晶の念珠を巻きつけて。

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今度は、あっという間に火が点いた。

先の束より煙が圧倒的に多い。

ん”あ”ぁぁぁぁぁあ”あ”~~

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濁った、それでいて甲高い女性の声がする。

影は、さっきまでとは違い、体全体を前後に揺らしている。

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影にセージの束を向けながら「消えろ!出てけっ!」と怒鳴る。

もう片方の手で、粗塩と水晶のさざれのミックスを投げつける。

バチバチッ!バチバチ!!

花火が炸裂するような音が上がる。

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煙で、私の目もシパシパしてきた。。

まだか?もっとか??

そろそろ粗塩と水晶のさざれのミックスも底をつく。

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最後の一掴みを壁に叩きつけるように投げた。

ん”~~き”ぃ”ゃ”や”ぁぁぁぁあああ

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影は、膝の上の何かから手を放し頭を抱えるような仕草を見せた。

膝の上の物は、幼い子供のようだ。

さっきは少ししか見えなかったが、ダランと下に手を落とした姿。

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その姿を見て、すかさずキッチンへ走り、ケムケムの束を流しに放り込んで、ダッシュ。

部屋中の窓を開けて回る。

浴室もトイレも玄関も。

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ユルリとしてはいるが、風が家の中を通り過ぎ、煙を外へ排出していく。

全ての窓を開き、影の部屋に戻ると、煙の流れと一緒に影も薄くなっていく。

ん”あ”ぁぁ・・あ”・・あ”~・・

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声も小さくなっていく。

『・・・勝った・・・』

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完全に煙が排出されたことを確認して、戸締りをする。

セージの束も回収。

水晶の丸玉だけは回収。

そして帰途に着く。

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TAKAは、涎を垂らしながら眠っている。

薄手の毛布をかけてやり、ポケットに押し込んだ回収済みの水晶を見ると・・

いくつかが欠けていた。

欠けてないものだけ集めて水に漬ける。

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欠けた・欠けないに関わらず、全ての水晶が透明度を半減させ白濁していた。

その後、コワイ映画を見に行っても同じ事は起きなかった。

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naoさん♪
いらっしゃいませ~~(*^^*)
怖いのポチまで頂いて、ありがとうございます♪

普段、コメ欄では強気発言・毒舌全開だったりしますが、
こー見えて淋しがりなので、どうぞ絡んでやって下さい!!(*^^*)

結構な人生経験ありますんで、どのような話題でも俄然ノリノリですからww
グロ系でも、エロ系d・・ゴホゴホ・・
どんと来い!ですよ♡
(あ。ゲームは弱いです^^;)

いつでも、構いに来てくださいね~~♪

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mami様様
逃してました!ホントすみません!!

日付を見ると・・どうやら風邪でノックダウンしてた日です(^^;
(言い訳してます~~必死ですぅ~~)

ホント ロビちゃん把握しまくってますねwww
決して『今更』なんかじゃなく、いつでもこの話題で盛り上がれそうですよ♪
いつもmamiさんや、他の方々が絡んでくれるので、嬉しくて仕方ないです!
私の背に生えている黒い天使の羽がパタパタしてますww

で。やはりチョイチョイ順番変わってることにお気づきになっちゃってますねぇww
そこら辺も、アバウトで楽しいです(*^^*)

やっとここまで読めました!
コメント欄がバリ面白い…と言うか…バリ嬉しい!!!
私の名前も、気づかない内に載せていただいて…
ロビン様、男性陣含め、めっちゃ把握しまくってますね…
私なんて、投稿したことなど一度もなく、ただ皆様の作品を読むしか出来ないのに…お仲間に入れていただいて感激です…
『はあ!?今更この話題!?』と、お思いでしょうが…
リアルタイムでかたりたかった…
因みに…人によって、私の順番がかなり入れ替わっているのが面白かったです!

あんみつ姫様♪
略して、姫様で如何でしょうか(*^^*)
↑(略すなっ・・って^^;)

こちらにも、ありがとうございます♪
この歳になって、まだこんな事が起きるのが信じられませんΣ(゚д゚;)

とゆーか、姫様が謝るようなことは、何一つないんですから、どうか謝らないで~~

これからも、どうぞよろしくお願いします(*μ_μ)

沙羅様

コメント遅くなりました。
はい!これからも、楽しく絡ませてくださいね。
良かった・・・。

とても、怖いことがあったんですね。
今は、落ち着かれていらっしゃるようですが。
大変な時に、ごめんなさい。

 どうか ご無理なさらないように。

鏡姐さん♡
こちらにも、ありがとう(^^)

NOと言えない代表みたいな自分がイヤだったりしますw

姐さんも疲れ果ててますか・・・(´・ω・`;)
出来れば、少し養生してくださいね(心から)

私も、今日は初の現場作業で・・・
初盤で『・・う~心臓痛ぇぇええ~』とか変な汗掻きながらの仕事でした。
少々熱も2~3日続いてるので、ホントは休みたかったんですけどね~
上司が赦しちゃ~くれませんでしたw
今夜は、アイスノンで凌ぎますww

で、妹たちの多いコト!!!
こりゃ~食い扶持たまらん家族ですねwww(超嬉しい♡)
どうやら、次女固定らしいので(๑¯ω¯๑) 次女らしく気ままに・・・(爆)

沙羅っち、なんちゅー無茶振りを(T_T)

退治成功したから良かったものの、反対に沙羅っちに憑いてしまったら…ΣΣ(゚д゚lll)!

でも、困ってる友人の為に心のまま動いてしまう沙羅っちは大好き(〃艸〃)♫

その後、体調はどうですか?
気になっているんだけど、私の方も毎日疲れ果てて(T_T)

もう、こんなに体力なくて情けないやら

ってか、番長からのご報告を頂きましたが、妹が…すごい増えてる(≧∀≦)ww

知らない人も(汗)

ロビちゃん!

次女が牡丹ちゃんて…

それはあまりにもΣ(□`;)

末っ子の番長より、もしかしたら若いかもしれない娘なのにぃ(≧w≦;)

やっぱ次女は沙羅っちでしょฅ( ̳• ·̫ • ̳ฅ)♡

T_HIROさん
お目通し頂いて、ありがとうございます(^^)

その現場で『ガッカリ』な体験はナイですねぇ^^;
怖いか、ウザいか・・・のどちらかな感じ~

元々、パワーストーンが流行り出す前からの知り合いが買い付けをやってましてね。
その浄化用にって、毎度くれてたんです。(セージ)
石をキレイに出来るなら、絶対効果あるって思いましてね^^;

今や全く聞こえませんが、当時は石の波動も感じられていたので、力量のある水晶を大量に持ってましたw
ネイティブアメリカン&ヒマラヤのグローバル攻撃は効果ありました♪

番長~~(*^^*)
コメ返遅れてごめんよぅ~~!

何々??権力って??ワケ分かんないんだけど!?(;´-`)。oO(ナンダロ・・)ー
Σ(`艸´;)ハッ!!・・マサカの拳力??もう無いよ?か弱いものwww

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ロビちゃん♪
んっとねぇ~多分、次女か三女のどっちかなのww
よく分んなぁ~~~い(T∀T)

えっ?!姐さんこれよりまだ下を狙ってるんですか?…ひい…

・・・今気付きました^^;

華麗にスルーしてしまったコメがあったことにm(__)m

ロビちゃん、番長さん♪
整頓、ありがとうございます(^^)
年齢は、おおよその推定でしかないんでぇ~~~
前後しても良しとしましょう♪

そーすっと・・ワタシ。。もうちっと若くなるかな~~っとww

紫音さん♪

そうですね!プロが一番!そして何より心を強く・・(コレ一番難しいですが)

一緒に頑張っていきましょうっっ!!( • ̀ω•́ )✧

沙羅お姉さま、おはようございますm(_ _)m

近くに住んでいるであろうプロの方を探して依頼してみようと思います(`・ω・´)ゞ

後は・・・私自身が強い気持ちを持つ事ですよね。

凹んでばかりいないで頑張ります(๑و•̀Δ•́)و

あんみつ姫さま~~

コメント控えるとか言わないでくださいよぅぅぅぅ~~(´;ω;`)
言葉、私も相当足りていないので、【何故に自分の名が?】と牡丹さんのように疑問に思われる方もいて当然です(^^;;

あんみつ姫さん初め、皆さんのボードに解説しておくべきでした~
配慮が足りず、すみません
どうぞこれからも絡んでくださいませ(願)

沙羅様

お気になさらなくても大丈夫ですよ。
本当にありがとうございました。
私は、とても嬉しかったです。

私こそ、コメントや言葉足らずのために、皆様のお心を傷つけていないかと心配しておりました。

これからは、出来るだけコメントは控え、投稿作品で 思いを伝えていけたらと願っております。
ここで出会った皆様には、心から感謝申し上げます。

沙羅様 また楽しませてくださいね。