短編1
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のり

私はくだらない事が好きです。

ごく普通の学校に幽霊なんて出る訳ないと友達にバカにされた私は学校で意地でも幽霊をみつけるつもりでた。

そして現在7時30。校舎にいるのはおそらく私だけでしょう。

私は幽霊探しを実行したのです。

最初はただ歩いているだけでした。

ですが自分のクラスの前を通った時、何かの気配を感じました。

『絶対幽霊だ!!』確信して教室にはいりました。

けど誰もいませんでした。

帰ろうとした途端!私の席が動いた気がしたんです。

席に近ずき机の中を探ろうとし、椅子に座ったらネチャという音がしました。

立ちあがろうとしても椅子にくっつき離れません。

この時初めて怖いと思い叫ぼうとした瞬間!

服がビリビリに破れた血まみれの女が現れたのです。

《お前も…同じ目に…あわせてやるぅうう…》

そう言って私の髪の毛をつかみ床に叩きつけました。

『誰か!!助けて!!誰か!!』そう叫びましたが校舎には誰もいないので当然誰もいません。

その女は私の服を好きなだけ破くとどこかへ消えてしまいました。

それから私は軽率な行動はとらなくなりました。

怖い話投稿:ホラーテラー べとべとさん  

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