中編3
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FMステーション

私はラジオを良く聴く。

FMは音質が良いので常に聴いている。

深夜の放送は特に楽しい。色々な話題や音楽、視聴者からの投稿、

最新の音楽や昔懐かしい曲にあわせて思い出や考えが考査する。

いつもは曲や話題は聞き逃してしまうのですが今日はいつもと違い、

やけに耳に響いて居ました。

自殺についての話題が投稿に有りました。

私も以前自殺未遂を経験したので人事ではなかった。

恋愛の末、親から反対され二人で死のうと自殺したが、

早期に見つかり未遂に終わった。

思い出が交差して脳裏をよぎった。

リクエストの曲が流れ始めた。その曲は昔

私と彼女が好きな曲だった。

曲が流れると私は、昔を思い出し放心状態になった。

曲が終わりに近づくと当時の彼女との思い出で、心は一杯になった。

曲が終わると最後に、「待っています」と彼女の声が耳に聞こえてきた。

私は自分の耳を疑った。

もう3年以上も音信普通だ。

彼女の身に何かあったのか?

私は彼女を裏切り、他の女性と結婚した。

しかし彼女は「独身を通して一人で暮らしてる」と友達から聞いた。

この放送は「別の人の話か?」

私は気になりFM局にTELしていた。

局の担当は、匿名ということで教えてくれなかった。

私は局に向かい直接交渉をした。

私が熱心に頼むと住所と名前を教えてくれた。

やはり彼女だった。

彼女に対しては結婚という言葉と自殺という行動で裏切った。

どうしても、誤らなくてはいけない。

局の教えてくれた住所に私は向かった。

古ぼけたアパートで彼女は一人寝ていた。

病気になり「もう一週間寝ている」と言った。

家族は死んで身寄りもなく孤独で死を迎えるのかと思ったらしい。

私は彼女を病院に連れて行った。

入院して一週間、彼女が回復した。

私は彼女に「FM局にリクエストしたか?」と聞いた。

彼女は「病気でそれどこではなくリクエストはしてない」と言う。

それでは彼女のことを知らせたのは誰か?

あのリクエストは誰がしたのか?

彼女はつぶやいた。

「死んだ親かもしれない。彼女が寝ている時にうなされて親の夢を見て、

何度も親の元へ連れてってと訴えて居たことを訴えた」と話した。

しかし両親は「まだ早い、お前にはまだ生きてしなくてはいけない」

そう言うと、いつも消えた。

そのことが何かわからないまま、今まで生きてきたらしい。

もう「死に掛けた時あなたが現れた。それも親があなたに御願いしたのかもしれない。」

彼女はその事をつぶやくと、また眠りに着いた。

私は彼女への償いをしなくては行けないと悟り彼女が完全に治るまで

病院に通い続けた。

もうそこには昔の愛など無かった。

そして一週間。。。。。。。。。。。。。

彼女は退院した。私は彼女のアパートまで付き添い荷物を運んだ。

私は自宅に戻り、何時もの子供と戯れる親に戻った。

一週間が過ぎ、10日目の夜。。。。。。。。

彼女の両親が私の夢に現れて、お礼と「これからも彼女を見守って欲しい」

と言って消えた。

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