中編2
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〜体験談〜お墓編

あれは、あたしが小学生の頃のコトです。

当時、某ゲームの野球ゲームを兄と勝負してました。

ある日兄が言いました「この試合で負けた人がジュース買いに行くコト」

当時あたしは兄に殆ど勝てなくて、どうせ負けるとわかっていても

勝負に乗りました。まぁ、負けますよね 笑

で、ジュースを買いに行くコトになり、時計を見たら夜の1時。

ジュースの自動販売機まで歩いて10分程の所にあり、道中にはお墓が並んでました。

行きはお墓を見ないで通り過ぎることは可能なんですけど、帰りは真下を向いて歩かない限り視界に入ってくるんです。

そして覚悟を決めて?(笑)ジュースを買いに外に出ました。

行きは難なく自販機に到着し、「余裕じゃん」って独り言を呟きながらジュースを買ったのを覚えています。

だけど、問題の帰り道。

やっぱり怖いから真下を向いて歩いてました。

すると誰かに見られてるような視線を感じて、なぜか歩く足が止まりました。

「えっ?えっ?なんで止まるの?」って頭の中で自分に問いながらも、恐る恐る顔を上に上げると、お墓が見えました。

お墓の前に、真っ白な服、真っ黒で真っ直ぐな髪の毛をした女の人が立っていました。

女の人はあたしを見ていました。身体が動かなくなって、目も離せなくなり、しばらく見つめていると、その女の人が体を右に傾けて(頭を腰のあたりまで傾けてます)

あたしを覗き込んできます。怖くて逃げたいけど動けなくて女の人を見ていると、次は逆の左側に傾きました。そのまま左右への傾きの動作がどんどん早くなっていき、長い髪の毛を振り乱しながらあたしをただ見てくるのです。

ものすごい恐怖にかられたあたしは持っていたジュースを女の人に投げつけてダッシュで家路を目指しました。

走っている時に、後ろから「はぁはぁはぁはぁ」と荒い息づかいが聞こえてきます。

「追いかけられてる?えっ?」と思って振り返ると野良犬が付いてきてました。

当時のあたしは野良犬も苦手で怖かったので、猛ダッシュで家に付いて2階の兄の部屋に飛び込みました。すると兄が「うるさいな、静かにしろよ」ってあたしを注意してきたので、今起こった出来事を伝えると、「お前あの墓に何かしたんじゃないのか?」と言われ思い出しました。

その日の夕方に、我が家で飼っていたシェットランド(コリー犬の小さいやつみたいな犬)の散歩中に、飼い犬がそのお墓の供え物のおまんじゅうを食べてしまってたのです。

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初めまして♪神出鬼没と改名しまたしたが、仲間と読んでください

りあむさんは視える方なのでしょうか・・・?
視えるとなると、視えない人の倍は恐怖ですね(汗)
話も面白かったです

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