短編2
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体験談〜病院編〜

あたしが入院していた時の話です。

当時あたしは原付バイクの免許を取り立てで嬉しくて、意味もなくスクーターに乗って街を徘徊していました。

とは言っても家の近所ですけど 笑

「あ、こっちに道がある」

と細い道への入り口を発見したあたしは嬉しくて、細い道へと入って行きました。

細い道は上り坂でカーブしまくりの少し危ない道でしたけど、上り坂を終えると見慣れた景色を見下ろせるすごくいい道でした。

見慣れた景色に見とれながらバイクで走っていると、細い十字路から車が飛び出してきて、見事に衝突して跳ね飛ばされました。

そのまま意識朦朧としていると車の運転手さんが救急車を呼んでくれて病院に運ばれて、入院になったのです。

入院してしばらくしたある日の夜、「売店ってまだ開いてるのかな」と思ったあたしは病院のエレベーターを使い地下一階に降りて売店を目指して歩いていました。

その病院、意地悪かなんなのかわかりませんけど、売店に行くには霊安室の前を通過しないと売店には辿りつけないようになっていました。

夜の21時頃でしたけど、地下一階は薄暗く人の気配も全くなく、非常灯の緑色の光でぼんやりと通路が見えるくらいです。

霊安室の前を通りがかった時、霊安室の中から誰かの鳴き声が聞こえてきたので、扉の閉まってる霊安室をよそに、足早に通過して売店に到着しましたけど、売店は閉まっていました。

また霊安室の前を通らなきゃいけない。

帰り道、霊安室の前を通ると少しドアが開いてたので中を覗き込んで見てしまいました。

ベッドには誰もいないのに、ベッドの傍に立って泣いている女性がいました。

「こわっ!」と思っていると、後ろから「ねぇ?」と女の人の声が。

余裕で気を失ってしまいました。

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夜の病院ってだけでも怖いのに後ろから声聞こえたらチビっちゃうよ(;´_ゝ`)

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