体験談〜イベント写真編〜

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体験談〜イベント写真編〜

あたしはよく某イベントに参加しています。

今年の夏の出来事。

イベント会場までは電車、新幹線、飛行機、様々な乗り物を使っています。

その時は新幹線に乗って行きました。

新幹線の中で持参物を眺めてイベントを楽しみにムフムフしていたら

ふいに話しかけられました。

「もしかして、りあむさんですか?」と。

話しかけてきた人は腐女子っぽい女の人で持っているカバンからはBL本がチラチラ。

あたしは「そうですけど、、、」と返事をしました。

するとその女の人がカバンの中をゴソゴソと探りはじめて

「あったあった!」と茶色い封筒をあたしに渡してきました。

「えっと、なんですかこれは?」と聞いたところ

「ちょっと中身を見てください」とのこと。

あたしは不思議な気持ちのまま茶色い封筒の中身を確認しようと

封筒のなかを覗き込むと、どうやら写真らしきものが。

写真らしきものを取り出すと、まぁ写真だったんですけど、

写真に写っているのは過去のイベントでのあたしの写真。

すごく綺麗に撮れてて嬉しかったので「綺麗に撮っていただいてありがとうございます」とお礼を言うと

「あの、そうじゃないんです、そこ見てください」と指で示した場所を見ると

心霊写真でした。

イベント会場の人混みに紛れてハッキリと写っていたのは

小さいおかっぱ頭の女の子の後ろ姿。

別角度の写真にも写っていて、そこにはこちらを向いてる女の子。

その他の写真にも写ってて、カメラから少しずつ距離が近くなってて

顔がハッキリ見えました。

小さいおかっぱ頭の女の子の顔は70代くらいのおじさんの顔。

あまりにも不自然で気持ちの悪い写真を目の当たりにしたあたしは

なぜ見せてきたのかを聞きました。

すると「写真を現像してから、私の身体にアザができるんです」

というので、「は、はぁ、」と困っていると

「その写真が原因だと思うんです」と言ってきたので

「そ、そうですか」と困っていると

「その写真受け取ってもらえませんか?」と。

これからイベントでわくてかしてる時にって思うとめんどくさくなったので、

「わかりました預かります」と言って受け取りました。

その女の人は逃げるように去って行きました。

「てか誰だよ」ってボソッとひとりごとを呟いて封筒は持参物の中に入れました。

そしてイベントが終わり、予約しておいた宿泊先のホテルの部屋に戻り

シャワーを浴びて部屋でまったり過ごしていると、どこからともなく女の子の泣き声が聞こえてきました。

「ん?」と思ったけど今日は楽しいイベントの日だったので特に気にもならず、

イベントのことを思い出してムフムフしてました。

やがて眠くなり、ベッドに入り携帯を触りながら寝落ちするのを待っていると、

電話が鳴ったので相手が誰かも確認しないで「もしもしー?」と出ました。

電話の向こうから「りあむ、あしたのいつ帰る?」とお母さんの声が。

「わかんない」って答えると、「あまり遅くならないようにね」と言われ電話を切りました。

そしてまた携帯を触りながら寝落ちするのを待っているとまた電話が。

もう少しで落ちてたのでまた確認しないで電話にでました。

「もしもしー?」と。

電話の向こうから女の子の泣き声が聞こえます。

すぐに電話を切りました。

電話を枕元に置いて寝ようとすると呼出音が鳴ります。

番号を見ると、非通知着信。

非通知拒否設定にしているのにと思いながら

電源を切りました。

電源を切ったのに着信音が響きます。

次に電池パックを抜きました。

それでも着信音は鳴ります。

怖くなったあたしは部屋を出てロビーに行こうと立ち上がると、玄関の前に例の女の子が立って下を向いてます。

身体は動けなくなり立ち尽くしてたら女の子は顔を上げおじさん顔をあたしに見せつけるかのように近寄ってきます。

両手を前に上げてあたしを捕まえようとしているかのように。

あたしは気を失いました。

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ん~アザだけで良かった~(;´_ゝ`)
しかしコスプレする幽霊?妖怪?も居るんだね
Σ(´□`;)

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