短編1
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体験談〜特別な力〜

あたしは小学生の頃、特別な力を持っていました。

いつの頃からだろう、その力を失い始めたのは。

小学生の頃、学校から帰っている時に不思議な男の子と出会いました。

男の子は自称「神の子」と言っていました。

見た目は当時のあたしと同じ歳くらいかなぁたぶん。

学校帰りの道の外れに池があり、そこに行こうと誘われて付いて行きました。

池の中に小石を投げる男の子。

あたしも石を投げながら何かの話をしていたと思います。

少し時間が経つと男の子はいいものあげると言って握手を求めてきました。

握手をすると、じんわりと暖かくなる自分の手に不思議な感覚を覚えながら「また遊ぼうね」ってあたしが言うと元気よくうなずいてくれたのを覚えています。

いいものって何だろうって思ってると男の子は握手をやめて、あたしに力をくれたとのこと。

「人に手をかざせばわかる」と言っていました。

何が何だか解らず、とりあえず帰って勉強しないといけなかったし、その日は帰りました。男の子に会ったのはその日が最初で最後の日でした。

後日、母親が肩が痛いとか腰が痛いとか言ってたので悪ふざけのつもりで母親の背中から手をかざしてみました。

急激に熱くなりました手が。

母親も背中がいきなら熱くなったらしく、びっくりしていました。

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