短編2
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お守り

ユカリさんは小学生の時にお父さんはガンでなくなってしまいました。

お父さんが亡くなった後お母さんはシングルマザーであまりお金もなくギリギリで生活していました。

するとユカリさんが中学生の時お母さんまでもガンにかかってしまい余命も告げられてしまいました。

布団で寝たきりのお母さんは亡くなる前に「ユカリ、そばにきてちょうだい」

ユカリさんがお母さんの所まで行くとお母さんは手に持っていたものをユカリさんに渡しました。

ユカリさんが受け取ったのはお守りでした。するとお母さんは「ユカリそのお守りはつらい時にみなさい、、、」

その言葉が最後でした。お母さんは亡くなりました。

ユカリさんはお母さんからもらったお守りを通学カバンにつけて肌身離さずに持っていてつらくなった時や泣きたいときにそのお守りを見ていました。

ユカリさんはお母さんが亡くなってからおばあちゃんと一緒に暮らすことになりました。

しかしユカリさんは中学校でいじめを受けていました。あそこの家は貧乏だ。などが理由でした。

そんなある日ユカリさんがクラスに入ると男子が「お前なんだそのカバンについてるきったねーお守りは!」

その男子生徒はユカリさんのカバンに付いていたお守りをカバンからとってしまいました。

「返してよ!」必死に男子生徒に言いますが男子生徒は返してくれません。

しょうがなくユカリさんは男子生徒に理由を説明しました。

「そのお守りはお母さんがくれた大切なものなの!それはつらい時に見る大切なものなの!」

ユカリさんが理由を話しましたが男子生徒はなかなか返しません。

するとお守りから紙がでてきました。

男子生徒は「なんだこれ?」といいその紙を拾いその紙を見ました。

するといきなり男子生徒の顔の表情が変わり青ざめたような顔をしてユカリさんにその紙を見せました。

ユカリさんは男子生徒が渡した紙をを見ると、殴り書きでこう書かれていました、、

ユカリ死ね!!!!! music:2

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多分お母さんはシングルマザーでお金もなく大変で、、、ユカリさえいなければ。なんて思ったのかもしれませんね。

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Concrete
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