中編2
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~私の悪夢~

※ 祭りではありませんが、思い出したお話を・・・・

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娘が小学生に上がった頃から、ずっと見続けている夢がある。

【悪夢】でしかない。

私は上下左右、何もない空間にただ浮いていた。

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だが、これから【命懸けで闘わねばならないこと】を何故か知っている。

私の足元に、騎士が使うような両刃の剣が落ちている。

柄の部分には拳位の大きさのサファイアが埋め込まれている。

その真逆の部分には同じ位のルビーが埋め込まれている。

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私は、その剣を手に取ると・・・

何もない暗闇から向かってくる敵を待ち受けた。

そいつは、向こうからゆっくり這いずってきた。

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生々しいピンク色の目の無い蛇だ。

鱗も何もない。口しかない。

二本に分かれた舌をチロチロと出して、こちらへ向かってくる。

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そいつの大きさは・・・・

直径(?)180cmは余裕でありそうだ。

チロチロした舌の奥に、娘の手が引っ掛かってるのが見える。

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【お前のエサに娘をやるもんか!】

【私が、何としても退治してやる】

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至近距離まで来て、ヤツは私の顔をチロチロで舐める。。

そして、おもむろに私に巻きついてきた。

剣は、ヤツを切り裂くために有るんじゃない。

突き刺すためだ。

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ギュウギュウに私に巻きつき、娘の手は肩先までヤツの口から吐き出されていた。

(その調子!私を頭から飲み込もうとしやがれ!)

私の心の声が聞こえたかのように、ヤツは鎌首をもたげた。

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大きく口を開いた時に、娘の上半身が見えた。

私は・・・

ピンク蛇の口の中から娘の腕を引っ張りだし、上下左右のない暗闇に放り投げた。

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娘は放心状態だったが、すぐに巻きつかれている私に気付いた。

「ママッ!!ママッ!!!」

『こっから・・早く逃げな!!!蛇の尻尾の方へ!尻尾の端が見えたら、脇に逸れてじっとしてな!」

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娘は、泣きながら走って行った。。

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【こいつだけは、絶対に許さない。許さない。】

どうすれば、こいつの息の根を止められるのか私は知っていた。

・・刺せばいいだけの話。

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ただ、刺し貫くだけではダメだ。

巻きつかれた私ごと、刺し貫くことで致命傷となる。

私は、サファイア側を上にして、自分ごとピンク蛇を刺した。

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ピギャ~~~~~~~!と声を上げた蛇。

もう一度・・

ルビーを上にして、また私ごと刺し貫いた。

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私に巻きついた力は見る間に力が抜け、蛇は舌を出したまま息絶えた。

私も・・・自分を刺している。。

私の口からは血の泡がゴボゴボ出ている。

腹からも大量の出血。。

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だが。。これで娘は生き延びたんだ。

夢の中だが確信した。

だって、サファイアとルビーが光り輝いて、柄全体がアメジストに変わったから。

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その剣の変化を目視して、安堵の溜息と共に私も息絶える。

そんな夢を今も見続けている。。。

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姐さん♡

現状打破には、かなり労力と時間が掛かりそうだけども、それでも自分で人生辞められないから!

頑張るじょ♡
いつもありがとね(○´艸`)

まりかちゃん♡
なるほどなるほど。
ちゅーことはだ。。新たなる沙羅降臨するんだね!!!(*´艸`*)

もっと変な方に加速していかないと良いけども~~ww
ちょいちょい見る夢だけども、殻が破れて羽化するまで、吉夢と信じてみるよ(^^

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