短編2
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電話口の声

俺はコンビニで深夜勤してるんだ。

本当は6時上がりなんだけど、今日の早朝勤務の女の子が来ない。

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学生さんでよく寝坊するんで、電話かけたんだけど携帯に掛けたら知らない男性が出た。

「やばい掛け間違えた!」

と思ったが、登録から掛けてるし、そんなわけない。

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もしかしたら何かあってお父さんが来てるのかと

「○○さんのバイト先の△×と申しますが、シフトの時間になっても○○さんが来ないので、ご連絡しました。○○さんはどうかされたんですか?」

と聞いても、はあ、とかああとかいって、話が通じない。

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もしや最悪な事態になって、ご家族が呆然としているのでは・・・・?

とまで考え慌てていると、○○さんが駆け込んできた。

携帯片手に。

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「すみません!携帯の調子が悪くてアラーム鳴らなくて!!」って。

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えーと・・・・。じゃあ今電話の向こうにいらっしゃるのは?

そしたら電話からじゃなく店中に男の人の笑い声がして、電話が切れた。

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笑い声は、他の従業員もお客さんも聞いていてざわついた。

なんだこれ。

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○○さんは「もう怖くて携帯さわれない!!」って泣くし当然仕事出来る状態じゃなく、代わりにシフト入る羽目になった。

12時間勤務だよ…

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その後、○○さんの携帯に掛けたら普通に繋がった。

○○さんが店に入ってきた時、絶対に携帯は通話中じゃなかった。

着信履歴も携帯側には無かったが(すぐに携帯受け取ったので○○さんが

操作することは不可能)、事務所の電話には履歴が残ってた。

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いつも、埋もれた名作・隠れた名作を拾い上げupしてくださって、ありがとうございます!
懐かしくも探せなかった作品や、読み落とした関連作品を読めて怖幸せです。