短編2
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神様神様お願いします

私は醜い女の子。

どんなにオシャレしても、

どんなにお化粧しても、

全然綺麗になりません。

神様は不公平です。

だから、私は神様にお願いしました。

神様神様、お願いします。

私の指は、ぼろぼろで、とても醜いです。

どうか、✖︎✖︎ちゃんみたいにな、スラリとした綺麗な指にして下さい。

…次の日、私の指はスラリと美しくなっていました。

神様神様、お願いします。

私の髪の毛はごわごわしていて、とても醜いです。

どうか、○○ちゃんみたいな、サラサラで美しい髪にして下さい。

…次の日、私の髪はサラサラに美しくなっていました。

…神様神様、お願いします。

私の口は厚ぼったくて、とても醜いです。

どうか、△△ちゃんみたいに、小さくて可愛い口にして下さい。

…次の日、私の口は小さく可愛くなっていました。

神様神様、お願いします。

私の眼は…

神様神様、お願いします。

私の腕は…

神様神様、お願いします。

私のお腹は…

神様神様、お願いします。

神様神様、お願いします。

神様神様、お願いします。

神様神様、お願いします。

「朝ごはんよー。起きてきなさーい。」

ある朝、二階にいる女の子に母親が声をかけます。

ですが、返事はありません。

「何してるのー。学校に遅れるわよー。」

起きてこない女の子に呆れた母親が、二階の部屋のドアを開けます。

ですが、部屋の中に女の子はいません。

代わりに、毛だらけの肉の塊が一つ、あるだけでした。

「神様神様、お願いします」

聞き覚えのある女の子の声が、その肉の塊から聞こえてきます。

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この後、スタッフがおいしくit…

またyukiさんらしい、ひねりのある話で…(>_<)
短編でもスパイスが効いてますね(〃ω〃)怖い‥‥

結構怖かったです…