短編2
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ズルル・・・

これは昨日の夜勤の時の話です。

私はとある会社でシステム監視業務を行っています。

セキュリティ上抵触しかねない事もあるので内容としては、

控えます。

そこでは、朝勤と夜勤があり、その日は、夜勤でした。

ある程度まで作業を終えたので、2時間程仮眠を取りました。

少し気付いた時に目を覚まして、あぁ・・・こんな時間か

まだまだ眠れるな・・・

眠ろうとした所、ズル・・・ズル・・・ズル・・・

とどこからともなく、そんな音が近寄ってきた。

そして、その音が私に襲って来たと思い、何らかの夢を見る訳でもなく、

急にパニックに陥って声を発したか、体が激しく動いたと思う。

何気に全身発汗していたが、気にしない事にしよう。

普通に業務に戻った。

巡回時間となったので、サーバールームを巡回しに行った。

その時、パチン!パッチン!!!私の後をラップ音?が付いて回る。

あ・・・

なんか付いて来てるみたい・・・

もしかして、さっきの夢?の人かな?

最近、私は自分のオーラ?と言うものが見えてきたので、

その色を判断して、付いてきているのかな?と思った。

オーラはさておき、理由はなんとなくです。

巡回も終えて、監視業務に戻ると腕が引きちぎられそうな感じな

痛みが出てくる。

「私にはあなたを助けることは出来ません。」

と、繰り返し心で呟く。

以前、Youtubeで見た動画で、そう呟く事か気にしない事とかで、

離れると見たので試しにやってみた。

仕事が終わる頃には、腕の痛みもすっかり消えていた。

この話を書いている時には、多分だけど離れていると思う。

きっと・・・・・

Concrete
コメント怖い
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