短編1
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『おまけ』

藤原君の気分がどうでもよくなったこの頃。

藤原君が久しぶりにすれ違った。

クラスは変わり、あれ以降会うこともないと思われたその日だった。

「相変わらずしぼんでいるね」

「なにが」

 と暗く問いかけるもいなか、彼と初めて会ったあの日から、すでに数年の月日が経っていた。

 俺は晴れて高校に進学するため都市へ出向き、藤原君は地元の学校へ通い続けていた。というよりも、兄との親密さがほしいのか、彼とヒロミちゃんと一緒にいることを望んだのだろうか。

 それについて俺は知らない。知りたくない事情を抱え地元に残る決意をしたようだ。

 あの甘く怖かったあの時代とはもはや遠い世界にあるものだ。

「いこうか」

 藤原君の問いかけに俺は、一言「――――」と文句を言ってやった。

 このシリーズはこの場で打ち切りです。

 作者から発表か表現力が芽生えれば続きができるかも。

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