短編1
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僕はその日、いつもより少し遅く布団にはいった。

が、なかなか寝付けなかった。

いつもであれば、布団に入った途端すぐに寝ているはずなのに。

スマホをいじっていたせいだろうか。

ともかく眠れなかった。

だから僕は、布団にはいったまま腕だけ伸ばしてウォークマンとスピーカーをとり、音楽をかけはじめた。

そしてふと顔をあげると

・・・顔があった。

寝室のドアの隙間からこちらを覗いている。

声もでなかった。

僕はそいつから目を離せなかった。

そいつも、じっと僕を見ていた。

どれくらいそうしていたかは覚えてない。

いつのまにかそいつは消えていたが、結局僕は、怖くて眠ることができなかった。

つぎの日、まさか会社に「幽霊がでてきたせいで眠れず、寝不足だ」などと言って休むわけにもいかず、重いからだをひきずりながら出社した。

そして仕事を終え、帰宅すると、僕の部屋が荒らされていた。

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解説に入れるの忘れてましたがいわゆる「意味がわかると怖い話」です、