中編2
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墓地の話ーその1

ある日、幼馴染のA君に頼まれた。

「今日、バイト先に夜勤するんだけど、明日テストなんで、勉強しなきゃ。。。」

「。。。?」

「悪いけど、俺代わりに、今日の夜勤をしてくれる?お願い」

「でも...」

「お願いお願いお願い~、あさって俺がおごるよ」

「。。。じゃ、いいよ。今回だけね」

「ありがとうな~。」

ーーーーーーーーーーー

A君のバイト先の住所を聞いた後、今夜そこに向かった。

でもバイト内容は何って聞いたら、A君は答えくれなかった。

「来たら、すぐわかるよ」って言っただけ。

おかしいなぁ。やりたくなくなるけど、依頼を受けたからには、やらなきゃ。

9時にA君のバイト先に着いた。けっこう遠い。

あれ?何?A君のバイト先は墓地????

「お前はA君の友達?」

振り返ると、でかいおじちゃんがいる。

「あ。。はい。Bと申しま。。。」

「もうわかったぜ。早く働きはじめろう」

「は。。はい」

「お前は墓地の右側の部分を見守る」

「はい」

墓地を見守る?A君の畜生。。。僕がお化けなどを怖がること知ってるのに。。。

怖い。。。

怖がらないように何したほうがいい?

あ、そうだ、僕本を持ってるんだ。じゃ、本を読もうと思って。。。

ーーーーーーーーーー

読んでる間に、突然に女の子の声がした。

「なんの本を読んでるの?教えてくれる?」

見上げると、可愛い顔の女のひとが僕の前にいる。

「僕は科学の本を読んでる」

「そうか。面白そうだな」

「うん。確かお嬢さんは?」

「あ、あたしHだ。父は墓地のオーナーだよ。」

「へぇ?もしかしてあのでかいおじちゃんはHさんのお父さん?」

「うん。そうだよ(笑)」

「僕はBだ。」

「ああ、BさんはA君のお友達なの?なんでA君は今日いないの?」

「うん。そうだ。A君は今日用事があったから。。」

「あ、そう。。。ねぇ、一人で寂しいから、ちょっとおしゃべりいいかなぁ。」

「じゃ、そうしよう」

僕とHさんはずっとしゃべったり、じゃんけんをしたりした。

突然彼女はこう言った

「そろそろ時間だ。帰らなきゃ。じゃね、Bさん。明日また来てね。」

「ごめんなぁ。A君の代わりにバイトするなんて今日だけで。。。」

「そうか。残念だな。。。」

「でもね、メールでしゃべられる。アドレスは何?教えて」

「xxx@gmail.comだよ」

「うん、僕のはyyy@gmail.comだ」

「じゃ、あとでメールを送る。」

「うん。」

ーーーーーーーーー

つづく

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