短編2
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戦い続けた人の名は…

昔々……

…というほどではありませんが

あるところに、たった一人の愛する人とたった1つの大切な場所に住む仲間を守るために1人で見えない怨念と戦い抜いた人がいました。

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その人は悪意の怨念を抹殺するのではなく、闇の中にわずかに輝く

かすかな良心の光を見つけ出して解り合う方法で戦い続けました。

彼女は怨念の中にも、悪意の有るものと無いものが存在することを知っていたのです。

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しかしその人は仲間の笑顔を曇らせたくない為に

陰で独り、見えない悪意と戦い続ける選択をしました。

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怨念は少しずつ少しずつ

確実にその人を疲弊させていきました。

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ある日、突然の不幸がその人を襲います。

愛する人が帰らぬ人となってしまったのです。

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その人は、仲間に助けを求めました。

苦しい…苦しい…誰か…

その声は無情にも、悪意のこもった怨念にかき消されてしまったのです。

その人は絶望しました。

自分の発言を皮切りに大切な場所を怨念が瞬く間に広がっていくのを目にしたからです。

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その人は立ち上がろうにも、今まで蓄積された怨念の傷のせいで上手く身体が動きません。

ついに怨念は、仲間にその手を伸ばそうとしました。

その瞬間、最後の力を振り絞りその人は怨念を道連れにその場所から引き離しました。

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仲間の抵抗とその人の働きで、大きな傷跡を残しながらも

その場所に再び平穏が帰ってきました。

その人はその代償に、愛する人の墓へ語りかける為の声を失いました。

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その人は声を取り戻すために仲間に別れを告げ、旅に出ました。

愛する人への鎮魂歌をもう一度歌う為に…

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ロビン番太郎.com様
コメント有難うございます。
今冷静に考えるとリスペクト精神からくるリレーだったのかと思えますが当時は冷静さを欠いていました。
相手を思い遣り理解し合う事のなんと難しいことでしょう。

りこ様
コメント有難うございます。
まだまだ本質は理解できていない気がします。
きっともっと知らぬところで誰も知られることもなく孤軍奮闘していたかもしれません。

mami様
コメント有難うございます。
ココでのあの方の立場を当時は知らないのもあり最初はなんだこのおせっかいは!と敵意むき出しでした。
そんな心境でもあの方の話を聞いたのはきっとその時すでにあの方が紡ぐ言葉に魅了されていたのかもしれません。
誠意のこもった言葉ほど響くものはないと実感しました。

さえ♪様
コメント有難うございます。
素敵なお話と言っていただけて光栄です。
普段は別サイトの読専門なのですが文章を作るのがこんなにも難しいとは思いませんでした。

裂久夜様
コメント有難うございます。

鏡水花様
コメント有難うございます。
まだあの方の事は解っておりません。
もっと知れたはずなのに知ろうとしなかった昔の自分が恥ずかしいです。

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やあコンペンサ…様!パクリと言えば魔太郎、中華と言えばロビンミッシェルでございます。

そんな事があったとはつゆ知らず、番長やコンペンサ…様には多大なご迷惑をお掛けしていた事をたった今知った、鈍感です。

昔、別サイトで展開されていた「怪談リレー皆殺しの家」僕もリアルタイムで見ておりました。

那奈様や怪談師様、バラライカ様やンナアビー様といった憧れの作家さん達が挙って作り上げていく先の読めない展開にハラハラしました。

僕がこちらで怪談リレーを思い立った時、さすがに同じ題名はヤバいだろと思いましたが、なかなかシックリくる題名が思いつきませんでした。

皆殺しのペンション

皆殺しの別荘地

一家惨殺

危ない好奇心

ザ、ミナゴロシ

ね、どれもパッとしないでしょ?…ひ…

そこで敢えて、当時と同じ題名にする事で、もしかしたら当時僕のようにアチラでリレー作品を楽しんでいた方達も興味を持って見に来て頂けるのではないかという、逆転の発想で「皆殺しの家」をそのまま頂戴する事にしたのです。

勿論、反対意見や「パクリやってんじゃねー!」といったお言葉も覚悟しておりましたが、僕の目に止まる所では一切そういった抗議も、意見も見受けなかったので悠長に構えておりました。申し訳ありません!

そして番長がまさか陰でそんなやり取りをしていたというのも初耳でした。

番長には本当に感謝しております。

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ありがとう…

ありがとうございます。

彼女の事を分かって下さる方が、こんな素敵なお話しを投稿して下さった事に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございます<(_ _)>

トム様
評価とコメント有難うございます。
ここ数日の流れは自分もリアルタイムで見ておりました。
そしてその中で四月一日様という人が言っていたtwitterで説得を受けた相手というのは実は自分です。
自分は1回目のリレー時に別サイトのパクリだと叫びました。
その時に懸命に説得してくださったのが紛れもないあの方でした。
自分は別サイトのある投稿者の熱烈なファンで当時はかなり汚い言葉で罵ってしまいました。
それでも諦めずに、まずは作品を読んでください。と自分と自分の賛同者を説得しに毎日きてくれたんです。
その後に2回目を開くことになったと報告に来て
アドバイスがあれば、とあれだけ罵倒した自分に頭を下げに来ました。
それから自分はこのサイトを覗くようになりました。
そして先日の騒動を目の当たりにして自分がいかに酷い事を言ってしまったのかを実感しました。
もしもう一度出会えるなら誠心誠意謝りたい。
そう願っています。

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