短編1
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なぞの声

ちょっと古めのアパート(角部屋)に引っ越した日

夜中にテレビ見ながらくつろいでると壁の向こうから

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃああぁあぁあぁああがぁっあぁぁぁあぁっほああああああああぁぁぁぁぁあじぇゃいあああぃぅああえぇぇぇぇぇっっんごぉおぉぉっあぁぁあああぁぁひぃぃぃえぇぇぇーーーーーーーーーーーーいひぃぃぃおぅうう!!!!!!!!!」

と、なぞの声が聞こえてきた。おっさんの声だった。

隣の部屋からだ。

めっちゃうるさく、キモい声だった。

なぞの声は何分も続き、止んだと思ったら、数十分後くらいにまた騒ぎ始める。

こんなうるさいのに誰も文句を言いに行かないのが不思議だった。

ヤバい人だったら嫌だし引っ越した日にゴタゴタを起こすのも嫌だったので、その日は我慢して寝た。

なぞの声は朝方まで続き、結局俺はまともに寝れなかった。

昼、俺はアパートの大家さんに隣の部屋からするなぞの声の事で文句を言いいった。

俺の話を聞いた大家さんは、不思議そうな顔で

「はあ? 君の隣の部屋は誰も住んでないよ?」

すぐ引っ越した

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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