短編2
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墓地の話ーその2

次の日、部屋で宿題をやっている間に、Hさんの声がする。

「Bさん。うちにいるの?ドアを開けてくれない?」

なんでHさんは僕の住まいをしってるの?おかしいなあって思ってるけど、やっとドアを開けた。

Hさんはここにいる。僕の前に。。。

「ごめん。急に行っちゃって...」

「あ、いいよ。気にしないで。どうぞ入って」

「Bさん一人暮らしなの?」

「うん。そうなのよ。」

「一人暮らしは快適だね」

「うん。そうだなあ。」

そのあと、Hさんは僕の住まいを見た。バルコニーの風鈴に好きそうだな。

突然Hさんは声を出した。

「なんであたしがBさんの住所をしってるのって聞かなかったの?」

「へえ?」

「なんであたしがここを知ってるって知りたかない?(笑)」

「じ..じゃなんでここ知ってるの?」

「A君が教えてくれたよ(笑)」

「そうか」

またA君。。。

「ね、ちょっとしゃべっていい?しゃべりたいから」

「うん。いいよ」

そのあと、僕たちはずっとしゃべって、スナック菓子をたべたりして、ふと時計を見ると、9時だ。。。

「へえ、こんな時間か?」

「やばい。。。今帰らなくちゃ。。。」

「ごめん...」

「あ、Bさんのせいじゃない、あたしのだ」

「うちまで送らせてくれない?一人で帰って危ないだぞ」

「けっこうだ。一人で大丈夫。心配しないでね」

「いいの?」

「大丈夫(笑)」

ーーーーーーーーー

A君は約束した通り、おごった。

「ね、A君」

「何?」

「君のバイト先は確か。。。?」

「うん。墓地だぞ。」

「こんなところで働けるの?」

「お金を設けられたら、どこでもかまわない。」

「。。。」

「大丈夫だよ。悪い仕事じゃないからなあ。」

「ねえ、墓地のオーナーの娘さん知ってる?」

「主人の娘さん?Hさん?」

「うん。そうだ」

「知ってるよ。去年交通事故で亡くなった。かわいそう。」

「何?もう亡くなった?うそでしょう?」

「うそじゃない。本当だ。彼女はその墓地で葬られた。」

「まさか。。。で、おとといと昨日のHさんは。。。」

「何?Hさんは亡くなったから、君は彼女にあったってどういうこと?」と怒りそうな声で言った。

ーーーーーーーーー

つづく

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