中編5
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祠の指名

これは俺が中学生の先生に聞いた話だ。

先生が中学2年の春休みの時の話で春休みが終えたら3年生になる。(先生視点で話をします。)そんな時春休み中盤らへんで、2-5の男集まって肝試しに行こうとなった。

男といっても、まぁ仲の良い男7人組だった。

近くには森があり昔からその森の中に深入りすると、出られなくなると親の代から噂されていたらしい。

そして噂によるとそこには変な祠みたいなものがあるらしい。それを俺はウキウキしていた。

俺はそんなに怖いもの嫌いではなく、結構こういうオカルト系には興味があった。

前にもこういう肝試しのようなものは行ったことがあり、何も起きずに帰ってきた。

しかし、1人で行くことは出来ないが今回は仲良しの7人組がいる。とてもウキウキしていたのを覚えていた。

しかし春休み中ということもあって行けない人が3人という半分もいない状況になってしまったが、3人でも怖くないだろうと俺(まさと)を合わせ、みつお(仮名)、けんじ(仮名)の3人で行くことになった。

夜行くと親にバレてしまうことも考えられたので、夜中の2:00くらいに抜け出した。

夕方くらいから寝ていたので、全然眠くなかった。そして3人集まり懐中電灯をもって行くことにした。

森の前には無断立ち入り禁止の紙が貼られてあったが、もちろん無視して入った。

森と言ってもなかなか、凄くでかい木っというものはなく、直径30センチくらいの木が、1m感覚でバラバラにあるくらいだった。

中に中に進んでいくと、うっすらねずみ色の柱のようなものが見えてきた。

そこでも3人ともウキウキしながら進んでいった。進んでいくとどうやらその正体が見えてきた。

それは鳥居だった。だがその鳥居が4つ、正方形の4辺のような、4つとも向かい合うような形で配置されているのが見えた。

その場にたどり着くと、鳥居には縄がかかっており、その真ん中には噂どうり祠があった。

その祠は2mくらいあり、変な名前のようなものが書かれてあった。竹中.......?

3人で考えていたが字が見えず、とっさにみつおがその中に入ってしまった。

「おい!みつお!」と俺が言ったがもう手遅れ。名前を呼んだ頃には入っていた。するとけんじが

「なんもおきねーじゃんw」と笑いながら言っていた。

「あ!竹中南って書かれてあるぞ?」とみつおがいった。すると、ば.ばばば...ばっと変な音が鳴り出した。その音と同時に、祠からご....ご.....ごごごっと音がし始めた。

すると、中から半透明の女の子がすごい勢いで出てきた。奇妙な笑顔で俺ら3人のことを見ている。

そして「やっと......きた....。」と確かに呟いた。

流石にこれはヤバすぎると思ったらしく急いで来た道を走った。みんなバラバラに走ってしまい後ろを見るとあの女がけんじを追いかけていた。

急いでけんじの元に向かうとなんとけんじが立ち尽くしている。

やはり人間は奇妙な現象が起こると体が動かなくなるらしい。

けんじとの距離は20mくらいあった。するとけんじが

「あ......俺もう終わりだ。」と泣きながら俺に言うと、あの女がけんじの中に入っていった。

俺は涙を流しながら走っていった。そして恐る恐る後ろを見ると何か不自然。

あの女はいない、が後ろにはあの祠。

心の中で、まずいあの噂は本当なんだ、と思い号泣しながら真っすぐ向かうと、あれ祠が....ある。

そして近づいて見ると、祠には

(田中......けんじ.....。)あ、けんじの名前が..........

先生の記憶はここまでらしい。

そして、目が覚めると、病院。右側には泣きながら見つめる両親。左のベッドにはみつおの姿があった。

そして両親は俺に抱きついた。俺には何がなんだか分からない。みつおも目が覚めたようだ。

みつおの両親も俺の両親と同じ状態。記憶を思い出す。あ!!けんじが!けんじが!

俺は両親に言った。

両親も俺が何回も遊んでいたので、顔や名前は知っている。

しかし、両親は、誰それ?頭でも打ったのか?と知らない様子だった。

みつおも必死になって言ったらしいがみつおの両親も知らないと言うらしい。

何か嫌な予感がしてきた。

後から親とみつおの話を聞くと、みつおは必死に逃げた後森から出たらしい。

しかし俺、けんじが心配になったらしく、また森に入ったらしい。

すると、俺が1人でブツブツ言いながら立っていたらしく、祠の方を指さしていたらしい。

みつおもそこを見ると、祠にはけんじの名前があった。そこからみつおも記憶がないらしい。

次に両親の話からは翌朝おれらが居ないもんだから、心配になり警察に連絡したという。

すると、奇跡的に夜中家を抜け出す時に、夜トイレを終えたみつおの兄がみつおから、〇森に肝試しに行ってくる、と言ってたらしく兄がそれに気づき、警察に言って警察が操作すると祠に倒れていたみつおと俺を救出したという。

しかし、そこにはけんじを救ったという情報ではななかった。

なので、親にあと一人いなかった?と聞くと、親は、何言ってるのよ!みなみちゃんとも一緒にいってたんでしょ!?

ん.......そんな子は知らない......っと思い前のベットの名前の札を見ると、竹中 南という女の子が寝ていた。

そして俺に「良かったー!私達生きてたね!」

と言ってきた。顔を見るとなんと

昨日の奇妙な顔をした女にそっくりだった。

しかしその女の子はとても可愛いくあの奇妙な顔をしていない。

その後普段通り学校に行くと、ほかの仲良し4人は

「お前ほんと頭おかしくなったのか?wwww、お前は1年前くらいからみなみと付き合ってんじゃないかw、まさか俺が彼女いないからってからかってるな?」

と言ってきた。

そして誰もがけんじのことを忘れていて、そのみなみという女の子が1年くらい前から俺と付き合っているということしか言わない。

先生は今、そのみなみという女性と結婚しているらしい。

居なくなったけんじの事を聞こうとしてるが、全く話を持ってけないwwって笑いながら言っていた。

しかし先生は、生徒があまりにもしつこく聞いてくるので

先生は奥さんにそのことを聞くと、奥さんは先生が生まれた年に生まれていて、

小学生の頃から先生の事が好きで、中学生の時に告白して、先生はOKを出したという。

全く記憶に無いのでみなみさんも切れ気味だったという。

この話を聞いて俺は、肝試しとか森とか墓とか一切遊び半分で行かないように、と決心した。

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とても怖いお話でした。

先生は、事の真相が知りたいというのもあって、
南ちゃんと結婚されたのもあったのでしょうか?

南ちゃん自身も祠にいた時の記憶は、薄らとも残っていなさそうですし、

南ちゃんのご両親とかって、どうなの?とか、いろいろ想像して、とても強くなりました。

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