中編4
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不自然なわき道

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ここに投稿すれば少しは気持ちが楽になるので投稿させてもらう。素人だから文が拙いのは許してほしい。ここに書くことは信じようが信じまいが俺が高2のとき体験した話だ。

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俺は高1から塾に行ってて両親が共働きで塾はいつもチャリで通ってた。家からチャリで20分くらいのとこなんだけどうちは田舎の方で国道は通ってるんだけど道がずっと続くだけで店とかがわきにない。

そんな道を週2で通ってたんだけどその国道わきに鉄柵?で閉じられたわき道があった。

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ずいぶん誰も通ってないのか雑草は生えまくりで、ずっと奥の林に続いてて先が見えなくてさ。正直、見ただけで誰も行って見ようとは思わないと思う。

グーグルマップでどこに続いてるのか見てもその道の終着にあるのは池?そんなたいそうなもんじゃない大きめの水たまりくらいのものがあるような感じだった。

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そして高1の8月頭くらいかな、俺は友達(ここではAとしておく)と一緒にそこに行ってみることにした。軽い肝試し程度やった。深夜12時くらいにお互い家抜け出してその鉄柵の前に集合した。

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俺が鉄柵のところに行くと既にAは来てた。

A「遅いわ、言い出したん自分やろ。」

俺「悪い悪い、なかなか抜け出せんくてなww」こんな感じの会話だけ交わして懐中電灯持って鉄柵のぼって中に入った。

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1時間とかかな、そんくらい暗い道歩いて行くとどんどん林の中に入っててグーグルマップの言う通りでかい水たまり?沼?みたいな場所にでた。こんとき引き返しとけば良かったよ。若干嫌な感じは感じてた。

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2人とも霊感とかなかったから大丈夫やと思ってた。2人でそこらへん何かないか探しても見つからんかったから帰ろかって話になって、Aがションベンしてくるわ、的なで沼の奥らへんで立ちションしに行った。するとすぐにAから俺を呼ぶ声がしてさ。

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A「なあ、これなんやろか。」

そこには、○○○ニ○○○○ヨリフウズ。??みたいなん刻まれた木の棒にスズがついたものがさしてあった。随分古い物なのかカスれて字が読めなかったくらいだ。

俺「なんやろな。触ってみよか。」

本当に壊すつもりはなかった。少しは触った瞬間体重が入ったのかその木の棒がバキッって音立て割れた瞬間

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shake

ガランガランガランガランガランガラン!!!他のところにもあったのかスズが一斉に鳴り出した。俺は結構怖い話が好きだったから即座に姦姦蛇螺を思い出した。

これはあかんやつやって。

俺「A!!帰るで!!なんかやばい!」

「A?おい!なに伝ったんねん!」

A「......なあ、なにあれ....」

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指差す方みると、とんでもないもんがいた。

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沼の真ん中に誰かが立ってた。

誰かって言っていいんかな、、、、

人間じゃなかった。

下半身が幼虫?上半身は子供で短髪

目が真っ黒、周りが暗かったけどそいつはハッキリと見えた。

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俺「A!これはやばい!早く!走れ!」

A「なんやあれ!なんやあれ!」

全力で戻った、、、

20分?かなそんなんもわからんくらい走って立ち止まった。

俺「もう、大丈夫やろ」

A「せやな、あれは、いったい、、」

と話してる途中、いきなりAが引きつった顔して喋らなくなった。嘘やろ。

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shake

真後ろにあいつがいた。

ニタァと笑ったその顔を見てわかった。

目が黒いんちゃう、目の中に幼虫が蠢いてた、、、、、何匹かわからんくらいたくさん。

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そして、俺はやってはいけないことをやってしまった、、、

Aを押し飛ばして、逃げた。

頭ん中は自分が助かることしか頭になかった。全力で走って気づいたら鉄柵の前にいた。急いで家帰ったら家の前には警察がいた。事情を説明したらすぐ鉄柵のところを大捜索になった。

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Aは、沼の中で見つかった。死体として。

後から聞いた話で、Aの死体は不自然な点があったらしい。Aの死体の顔は恐ろしいものを見たかの様なすごい形相をしていたらしくて、死因も窒息死じゃなくて心臓発作かなんからしい。

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違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う。

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殺されたんや、、あいつに。

警察は結局沼に足を滑らして落ちて死亡と片付けた。

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1週間くらいして俺はあの沼について自分なりに調べた。そこに昔から住む家とかに話を聞きに回って、少しわかったことがある。

どうやら、俺の住んでる地区の近くにもともと集落があってそこではだいぶ昔、1度死に、新しい姿に生まれ変わる幼虫が崇拝されてたらしい。そして、あの沼に集落の中で生まれた障がい児を幼虫と共にあの沼に生贄として捧げることで沼=蛹と見立てそこから五体満足で戻ってくるみたいなことがあったらしい。

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そんくらしかわからなかった。

俺は、このことを誰に言っても信じてくれなかった。おそらく俺もそう長くは生きられへん。

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あれから、夢で下半身が幼虫で目が真っ黒のAが俺を見てあいつと同じニタァと、笑いながらA「迎えにいくね、、、、」

毎晩毎晩言ってくる。

少しでもAの本当の死因を知る人を増やしたくてここに投稿しました。下手な文章ですいません。

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