中編2
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アパートの4号室

俺が中学生の時に近所にアパートがあったんだけど

誰も住んでいない廃墟だった。

俺は友達を4人くらいかな?一緒に行ったんだ

B君のお父さんがお寺の人だから何かあった時は

すぐに行けば大丈夫だろう。

そう思って俺達は夜にこっそり入った

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思ってた以上に古くて今にも壊れそうだった

そのアパートは2階建てで全部で6号室まであった

まずは部屋が開いてる所があるか確認した

1号室 2号室 3号室 どこも鍵がかかっていた

「やっぱり無理かな?」

「じゃあ帰ろうか」

そんな話をしていると

ギギギギギギ……

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嫌な音でなぜか隣の部屋の扉が開いたんだ

びっくりして何号室か見てみると

『4号室』と書いてあった

少し躊躇はしたがゆっくりとその部屋に入った

部屋の中もかなり荒れていた

俺はどんどん部屋の奥にいって何かないか探した

すると後ろにいたA君が叫んだ

急いで振り返ると泣きながらこう言った

「首を吊った男がいる」

「こっち睨んでる」

話しかけても聞こえていないらしく

ずっと同じことを言っていた

俺も他の友達も気のせいだと言い聞かせて

探索を続けたんだ。

俺は畳の部屋に行くと押入れを開けて何かないか探した

押入れの奥にくしゃくしゃになった紙を見つけた

広げて読んでみると

『殺ス』

一気に血の気が引いていくのが分かった

―ここに居たら死ぬ―

直感で分かった

ここを出ようと友達を呼んだら

今度はトイレから叫び声が聞こえた

トイレに行くとB君とC君がガタガタ震えていた

見るとさっき怖がっていたA君が

『許さない、許さない』

何かに取り憑かれたように呟くA君を

急いで手を引いて転がるように出た

後からB君とC君も出てきて

1回も振り返らずに走った、

B君のお父さんに事情を話すと

「どうして行ったんだ!!」

いつもは優しい人なのにこの時はめちゃくちゃ怒られた。

A君以外は皆家に帰らされた

次の日に俺はA君に会おうとB君の家に電話した

そしたらB君は

「もう前のA君には会えないよ」

そう言って電話を切った

何となく俺は察した

C君によると昔、

あのアパートで自殺した男の人がいたらしい。

C君の最後の言葉にゾッとした

『前 に 工 事 さ れ て

shake

も う 4 号 室 は な い ん だ っ て… 』

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ありがちだけど怖い…