中編2
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さくらちゃん

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妹の友達が体験した実話だそうです

その友達はお盆休みにお母さんの実家に帰っていたそうです。

妹の友達は姉妹でした

お姉さんは11歳妹は5歳

実家は田舎でかなり森の奥にあったそうです。

実家に到着したあと和室でくつろいでいると

突然妹が立ち上がり

「女の子がいる」

「遊ぼうって言ってる」

と言って森の方に指をさしたらしいです

お姉さんは森の方に目をやると

何もいなかったそうです。

怖くなったお姉さんはお母さんに言ったそうです

お母さんは

「気のせいよ」

と言って聞いてくれなかったらしいです。

夕方になると妹はまた変なことを言いました

「女の子が家にきた」

「お腹減ったって言ってた」

と言ったそうです。

お姉さんは女の子は誰か聞いたそうです

すると妹は

「さくらちゃん」

と答えたそうです。

さくらちゃんとは誰か聞いてみると

「知らない」

とそれしか言わなかったそうです。

夜になって妹が言ったことが頭から離れられず

結局一睡もできないまま朝を迎えたらしいです

朝起きると妹はなぜか和室にいたそうです。

お姉さんは妹に何をしているのか聞くと

妹は

「さくらちゃん」

「さくらちゃんが家に来たの」

「それでね、折り紙で遊んだの」

と言って折り鶴を見せてくれたそうです。

妹にはまだ折り鶴の折り方教えてないのに……

お姉さんはまた怖くなったそうです。

昼になると妹はずっと

「さくらちゃんと遊びたい」

と言うのです。

妹が連れて行かれるかもしれない。

どこに、は言わなくてもわかる

夕方になってお姉さんは妹のことが気になって

和室に入ろうとしたとき、妹の笑い声が聞こえたそうです

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入ってみると妹の目の前におかっぱのお姉さんと同い年ぐらいの子がいたそうです。

よく見ると半透明で足がグチャグチャになっていたそうです。

お姉さんは怖くて腰を抜かして座り込んだそうです

妹はけらけらと楽しそうに笑っていたそうです。

お姉さんは大きな声で

shake

「やめて!!妹に近づかないで!!」

すると妹はびっくりしてこちらを見て

「お姉ちゃんどうしたの?痛いの?」

と心配してお姉さんに駆け寄ったそうです

いつの間にかあの女の子はいませんでした。

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お姉さんは大きな声を上げて泣いたそうです

泣き声を聞いて駆けつけたおばあちゃんに話すと

おばあちゃんがこう言ったそうです

「さくらちゃんに会ったの?」

「さくらちゃんはね、昔あった土砂崩れで埋もれて死んだ近所の女の子なんよ」

「きっと寂しくてこっちに会いにきたんよ」

悲しそうな顔でそう言うとおばあちゃんは次の日

土砂崩れがあった所に連れて行ってくれたそうです

そこに花を置いて家に帰ったそうです。

それから妹はさくらちゃんと言わなくなり、

さくらちゃんに出会うことはなかったそうです。

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そうですか( ̄▽ ̄;)
霊感診断で霊感が本当にないのか診断してみたら
どうでしょう(笑)