短編2
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ガソリン

初投稿ですので、編集など何もありませんがどうぞ読んでみてください。短いので。

自分(男)は母親が霊感が強く、自分も強いほうです。これは遺伝だと思っています。幽霊はよく見るので怖いのは変わりありませんが見えていないように自然に振る舞うのが得意ではあります。

そんな私の体験談です。というか昨日、8月20日に起きた出来事です。

21時頃だったと思います、私は喉が渇いて小銭をポケットに入れて自動販売機に向かいました、家を出て、すぐにある右の曲がり角を曲がれば一本道、すぐに自動販売機の明かりが見えるほど近いところにあります。小走りで50秒ほどでしょうか。

私はいつもの様に曲がり角を曲がって、自動販売機の明かりも見えました、そして私よりも先に自動販売機で飲み物を買っている女性も見えました。ですがこの女性、身長がとても高いのです。私が177cmあるのですが、近づくにつれ背が高いのがよくわかります、180くらいだったと思います。

そして私が自動販売機につく少しのところで、その女性は一本道の奥へ歩いていきました。飲料は持っていなかったので、おそらく自動販売機の隣にあるゴミ箱に何か捨てに来ていたのではと思っていました。

私が飲料を選びボタンを押していた時、ふと気づきました、自動販売機周辺が焦げ臭かったのです。私は自動販売機の中の一部分がショートか何かを起こしているのかと思い、まあいいかという感じで飲料を取り、自宅へ帰りました。

私は実家ぐらしなのですが、お風呂掃除が日課です。あ、そういやお風呂掃除しなきゃな いつもの様に風呂場まで行き、スプレー式の洗剤をスポンジに一吹き。

瞬間、私の鼻が何かを感じました。…ガソリンの臭いがする。

なんだ?と思い今洗剤を吹きかけたスポンジを嗅いでみると、それからガソリンの臭がしていました。

洗剤にガソリンが混じっていたのです。中を見てみると焦げた服の繊維のようなもの等が浮いています。

そう言えばあの女性。ワンピースを着ていたのですが、その割には丈が短く、髪は乱暴にハサミで切ったかのような短髪だったことを思い出しました。

ゾッとしました。失敗した と。

いつもは見えてもどうにかして近寄られないようにしていましたが、周りが暗かったせいか、それとその時の気分が、あの女性をそういう類のものだと思わせなかったことを恨みました。

昨日のことなので、落ちが全くありません。まだ終わってはいないと思います。また何かあったら、随時文章に起こさせていただきます。

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